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常日頃暮らしていると、日本ならではの文化的価値や素晴らしさを実感することは、ほぼないと言っても過言ではないでしょう。

本日みなさまにご覧いただくのは、「日本の音」をテーマにイスラエル人ミュージシャン、クティマン(Kutiman)が制作した動画作品、『スルー東京』です。

動画サイトYouTubeに投稿された同作に登場するのは、琵琶や琴、尺八に太鼓など、日本古来の伝統楽器の演奏家の方々。

そして、ミュージシャンやクリエイター、エンジニアやディレクターを擁するクリエイティブ集団『Groundriddim』に所属する、HIFANAや鎮座ドープネス。さらには明和電機など、現代日本を感じさせる音楽家たち。

彼らが生み出す音と、今の日本を感じさせる東京の映像が混じり合ったそのとき、なんとも言い難い、ある種の統一感のようなものを感じられるから不思議。

いわば「外国人から見た東京」である同作は、日本人で東京に住む記者から見ても、そのまま「ザ・東京」以外のなにものでもなく、改めて自分が住んでいる場所やそこに根付いた文化の素晴らしさに気付かされた次第です。こういったアプローチはむしろ、日本人ではできなかったかもしれませんね。

日本文化の側面をクールに切り取った『スルー東京』は、タイトルそのまま、まさにを東京を象徴する一作。痺れるようなカッコよさに、あなたもしばし身を委ねてみてはいかがでしょうか。

(文=田端あんじ)

参考元:YouTube

▼目眩がするほどカッコイイよ、マジで