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新しい年が明け、家族や恋人、友だちと初詣に行ったという人も多いでしょう。キャッ、キャッ、うふふの初詣……チョコバナナを食べながらお賽銭を投げいれて、とりあえず10個ぐらいお願いごとしちゃうの☆ 二礼二拍一礼ってなぁに? いいの、いいの、キャッ、キャッ、うふふ……。

ひとりぼっちの記者にとって、そんな集団の中にまじって参拝することは非常につらいことであり、うらやましいやら悲しいやらで涙が出ること必至。そこで、自分自身をなぐさめる意味も込めて、かわいい「まことちゃん地蔵」にお参りに行くことにしました。

目指すは、奈良県五條市須江1丁目のJR和歌山線岡口踏切そばにある「まことちゃんハウス」。そこに「まことちゃん地蔵」が祀られて(?)いるそうです。なんでそんなところにそんなものがたっているのかというと、同市はホラー漫画家の楳図かずお先生が育った町なのだとか。

奈良新聞によると、これは2010年5月に完成したもので、建てたのは楳図先生の幼なじみの井上富雄さん。楳図先生の東京都の自宅「楳図ハウス」をモチーフにした「まことちゃんハウス」の中に、楳図先生寄贈の「まことちゃんフィギュア」(高さ約55cm)が設置されているといいます。

JR五条駅に降り立ち、ワビサビ感じる線路沿いの道を歩くこと約5分。紅白のストライプ模様が印象的な「まことちゃんハウス」を発見! まことちゃんに恋愛成就を祈願して、今年こそ彼氏をつくるのら~♪ 

ところが、「まことちゃんを拝むと、お寝小が治るのら~」と書かれた看板が……ギョエー。

おねしょか……ゲゲッ。とりあえず、「まことちゃん地蔵」の前でグワシ! のポーズをきめてみましたが……新年早々、何をやっているんでしょーか。

ちなみに同市には、建築年代の判明しているものでは日本最古の民家といわれる「栗山家住宅」とか、江戸時代の情緒を残す「新町通り」とかのみどころもあるよ。ノスタルジックな町歩きを楽しんでみればいいと思うよ!

(写真・文=夢野うさぎ
参照元:奈良新聞

▼奈良県のJR五条駅にやってきました!

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▼線路沿いの道を進みます

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▼あった!

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▼楳図ハウスをモチーフにしているそうです

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▼楳図さん寄贈だというフィギュア

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▼グワシ!

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