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ある日の昼下がり。他では決して出会えない逸品に巡り合えるショッピングサイト『Etsy』にて、ウィンドウショッピングをしていた記者。

そこで見つけたのは、非常に珍しいタイプのチェスセット。一体何が珍しいのかと申しますと、チェスの駒がぜ~んぶ、ネズミさんなんです。しかも1体1体が、超リアルなの!

よくもまあここまで作りこんだな、作り手の方やるなぁ、な~んて思って何気なく原材料に目をやると……そこには「マウス」の文字が! ひょえええ、コレ、もしや本物のネズミさん!? まあそう記載されてるんだから、そうなんだよね……。

ネズミの剥製チェスを制作したのは、同サイト内のショップ『TheCurious13』のオーナー、米在住のレイチェル・ガルシアさん。

ショップには同商品のほか、やはりネズミの剥製に細工を施した「マリリン・モンロー風マウス」やら「ドラキュラ風マウス」やらがあって、どうやら彼女、ネズミの剥製にひどくご執心の様子。

ショップを訪れる顧客の方々も彼女の世界観がツボのようで、満足度を示す星の数は皆、パーフェクトの5つ。しかも驚くことにこのチェス、現在ソールドアウト状態なんですっ。オーダーメイド製だから、今たまたま材料がないだけかもしれないけれど、人気があったということは否めませんよねぇ。ううう、趣味は人それぞれだから否定はしないけれど、私はコレで遊ぶの無理だわ……。

同商品に対するネットの意見をあれこれ検索してみても、「動物の体を使った駒だなんてイヤだわ」「可愛いだなんて、とても思えない」「いやあ、これは正直ぜんっぜんクールじゃないね!」「本物のネズミじゃなくて、ネズミモチーフの木かなんかにすればよかったのに」「気味が悪い」などなど、否定派が多数。

中には「今までに見たことが無いほどクールだ!」なんてコメントしている方もいたけれど、そういった意見はごくごく少数派でした。

「ネズミたちは皆、爬虫類の餌として冷凍保存され売られていた子たち。だから、こうならなければゆくゆくは、ヘビかなんかのお腹の中に行く運命だったの。そう考えれば、チェスの駒になったことを悲しむ必要は、さほどはないんですよ」とレイチェルさん。

う~ん、でも悲しいとか、そういう問題だけじゃあないのよね。正直に言うと、ただただ怖いのよ。そう、怖いんですっ!

参考元:Etsy
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼顔とかお洋服とかはたしかに可愛いよ、可愛いけどさ……

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