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英語、そして英会話を習得したい。これは、多くの日本人が抱えている野望だと思うのですが、さてみなさんはどうでしょうか。

そのことを反映するかのように、巷には数多くの英語関連指南書が出回っております。役に立つものがほとんど、というかそれが大前提でなければならない指南書において、なんと敢えて「役に立たないもの」をリリースしてしまった方がいるの。

中山さんという方が手掛けたその本の名は、『出ない順 試験に出ない英単語 普及版』……って、出ないんかい! 受験生に向けた英語の参考書に「出る順」シリーズがあるけれど、「出ない順」てのは初めて聞いたわ!

とはいえもしかしたら、使える英会話も書いてあるかもしれない。そう思って中を確かめると、これがまたビックリするほど使えないーーーっ! 看板に偽りナシーーー!!

「He is only exhibitionist to execute a quadruple jump」
(彼は4回転ジャンプを跳ぶ唯一の露出狂です)

「Bob secretly replaced the assistant manager’s treasured Chocorooms with Chococones.」
(ボブは係長が大事にしていたきのこの山を、こっそりたけのこの里に交換した)

「Gunma prefecture possesses a massive number of bamboo spears as a deterrent」
(群馬県は抑止力として、竹やりを大量に所有しています)

……これ、使う機会なんておそらく一生来ないと思う……。ってか群馬県、こんなところでもいじられてるし……と思っていたら著者の中山さん、群馬県出身のようです。自分から率先していじっちゃってたのね。

実は同書、アマゾンなどのネットショップでは軒並み品薄状態、一部店頭でも品薄状態と、大人気の様子。税込600円はネタとして購入するのには絶妙なお値段だし、たしかにちょっと、欲しくなっちゃうよね。たぶん役には立たないけども。

『出ない順 試験に出ない英単語 普及版』に対しツイッター上には、「例文が斬新すぎる」「どうしよう、こういうのすごく好き」「かなり熱い」「生きた英語!」「受験生は買わないでください」などなど、ある意味好意的な意見が続々。

その中でも「アマゾンに掲載されていた同書の姉妹品『出ない順 試験に出ない英単語』(1365円)に対するレビューが秀逸」、というコメントが個人的に非常に気になったので、チラリとご紹介しますね。こちらにはCDも付いてくるので、発音までしっかりと学びたい方におススメです。

「受験直前ではない自分にとっても本当に役に立たない本でした。また、全例文を収めたCDも非常に無駄で、腹筋の肥やし程度にしかなりません。私自身はまだやっていませんが、通勤通学の電車内で聴くと、英語ではない何か――たとえば忍耐力など――を習得できるかもしれません。なおタイトルに出ない順、とありますが、逆に開いていくと見事に出る順となります」

え、ホント? 試験に出そうな例文、あるの!? このレビューの真偽のほどを確かめたいというアナタは、思い切って同書をゲットしてみるといいかも。ちなみにこの2冊のほか、「実践編」なるものもあるので、こちらもぜひ。

参考元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼例文がどれもこれも秀逸すぎて