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3月12日は旧暦の初午(はつうま)。初午の日には、古くから油揚げやいなり寿司などを食べ、五穀豊穣を祈願してきたんですって。節分の日には恵方巻きを食べるのと似たノリですね。

そこでお稲荷さんを作っていたのですが、ムラムラと……「なんか、かわいいお稲荷さんが作りたい」という創作意欲が。かわいいおいなりさんといえば、リラックマおいなりさんが定番ですが、記者が作りたいと思ったのはチェブラーシカ。オレンジの木箱に入って南の国からやってくるチェブラーシカのオマージュが作りたくなっちゃったのです。

チェブラーシカって、かわいいよねえ。かわいいチェブラーシカを作る材料とコツを紹介します。 

<材料(チェブラーシカの部分)>

・ 味付き寿司あげ 6枚
・ スライスチーズ 1枚
・ にんじん 少々
・ のり 少々
・ 卵の白身 少々
・ 酢飯 お稲荷さん2.5個分くらい

<チェブラーシカお稲荷さんのお弁当のコツ>

1 顔、耳、体をお稲荷さんで形づくる
顔と耳、体はお稲荷さんで作ります。チェブラーシカは2頭身。顔の部分はなるべくたわら型になるように小さめのお稲荷さんを作ります。体の方は、顔よりも気持ち少なめにご飯を入れて、ちょっと下ぶくれに。

両耳は、顔の1/3の量のご飯を入れたお稲荷さんに。お顔と同じくらいの大きさに成形したら、真ん中の部分をへこませて耳っぽくします。
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2 手足は小さくかわいらしく寿司揚げを切って丸める
腕と足は台所用のハサミで成形します。腕と足にご飯を入れてお稲荷さんにするのは困難。でも立体感はほしいので、寿司揚げを丸めて表現。手の指先は醤油につけたご飯粒をピンセットで並べて作ります。
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3 顔と胸の白い部分は切ったスライスチーズ
顔と胸の白い部分はスライスチーズが便利です。顔部分のスライスチーズは顔のお稲荷さんの一回り小さく。胸のほうも体より小さく、上部は直線に切ります。

4 眉毛は寿司あげ、目は海苔と卵の白身、口はにんじんの切れ端で
チェブラーシカは黒目が大きいのですが、白目もあります。卵の白身を薄く切って丸く抜き取って白目の部分を作り、それより少しだけ小さく海苔を切り取って載せます。眉毛は下がり眉になるように寿司揚げを切って作ります。
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5 お弁当箱は正方形のものが便利
チェブラーシカは耳が大きいので、正方形のお弁当箱を使うと便利です。正方形のものに、対角線上にチェブラーシカを寝かせるとおさまりがいいです。
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6 オレンジの木箱オマージュなので……
それから今回はチェブラーシカがオレンジの木箱に入ってやってきたということを表現するために、にんじんを丸く切って、水菜の先でへたを作りました。
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お弁当箱を開けてチェブラーシカが寝ていたら、果物屋さんがオレンジの木箱を開けてビックリしたときのように驚いちゃいそう。

お稲荷さんの日に、みなさんもかわいいチェブラーシカお稲荷さんを作ってみませんか?

(c)2010 Cheburashka Movie Partners/ Cheburashka Project /「チェブラーシカ」公式HP
料理・撮影・執筆=山川ほたる (c)Pouch