thai

あのカップヌードルから期待の新作、「カップヌードル トムヤムクン」そして「カップヌードル ミーゴレン」が4月14日に登場しました。

同日に全国一斉発売されたというこちらの2商品。タイ料理好き&インドネシア料理好きとしてはもう、聞いた瞬間から辛抱たまらんっ! ってなわけで、さっそく試食してみましたよ!

【カップヌードル トムヤムクン】

まずは日清の現地法人『タイ日清』が開発協力した、タイ代表、「カップヌードル トムヤムクン」から、いざ実食。

thai 287

味をより本格化させるためなのでしょうか、「トムヤムペースト」なるペースト状のソースが付いています。なかをのぞくと、エビやマッシュルーム、パクチーなど、おなじみの顔ぶれがずらりと入っておりますねぇ。

thai 293
thai 305

お湯を入れて3分、そのあと、仕上げにトムヤムペーストを入れたらできあがり。湯気と共に立ち上る、ココナッツミルクやレモングラス・タイムなどのハーブの香りが、食欲をそそります。

thai 322

ひと口食べるとまず鼻腔に飛び込んできたのは、酸味と辛味が相まった、トムヤムクン独特の、あの香り。その後パクチーの風味が、嫌みの無い程度に、ほんのりと後追いしてきます。エビについた下味といい、喉の奥に残るピリリとした刺激といい、この感じはまさしく本場さながら……! 

thai 334

しかし同時に日本人が食べやすいようアレンジされ、ほどよくマイルドにもなっているという、この絶妙すぎる落としドコロがニクいっ。大のタイ料理好きの記者的には、かなり満足度が高かったです。ただ「大満足」というには、やや酸味が足りなかったけれど。

【カップヌードル ミーゴレン】

さて、お次はインドネシアの現地法人『ニッシンマス』が開発協力した、インドネシア代表「カップヌードル ミーゴレン」を実食。

thai 280

フタを開けてまず感動したのは、現地さながら、ちゃ~んと「フライドエシャロット」が付属されていた点。そうそうコレコレ、この子がないと、ミーゴレンって感じがしないのよねっ。

thai 274
thai 294

お湯を入れて3分、湯切り口からお湯を捨て、ミーゴレンの味の要(かなめ)甘いソース「ケチャップマニス」と「チリ」をベースにしたソース、そして「フライドエシャロット」をたっぷりとかけたその瞬間。立ち込めてきましたよ、インドネシアの香りが。

thai 314

口に入れた瞬間にふわりと広がる、スパイスやハーブが混じったエスニックな香り。ほどよいピリ辛味、さくさくエシャロットに、お箸を動かす手がもう止まらない~!

thai 318

タイ料理同様、インドネシア料理をもこよなく愛する記者的には、こちらは先ほどの「トムヤムクン」よりも本場に近い印象を受けました。というか、現地のスーパーや屋台で売られているインスタント「ミーゴレン」に、味が非常に近い! 

けれどそこはさすが日清、麺を始め全体のクオリティーは、現地のそれよりも、正直高いんですよねぇ。味はインドネシア、クオリティーは日本って、もしかするとコレ、最強かもしんない!

本場と日本のイイとこどり、その奇跡のバランスに、ただただ感動。食べる前は、「所詮はタイ “風” インドネシア “風” なんでしょ~?」な~んてちょっぴり思っていた私ってば、ほんとおバカさんだったわ……。エスニック好にきこそぜひ試していただきたい、記者超推薦の2品です!

参考元:日清カップヌードル
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch