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先日、「彼氏にしてはいけない3B」ってホントなの? という話題をお伝えしました。インターネット上でいわれる「3B」というのは、バンドマン、バーテンダー、美容師の頭文字を取ったものだそうで、これらの職業に就いている男性と付き合うと痛い目にあうといいます。

しかし、そもそもバンドマン、バーテンダー、美容師の男性と恋仲になることって、そんなめったにあることじゃあないような気がするのです。友だちに紹介された男性がたまたまその職業に就いていた、とかだったらあり得るかもですが……お客さん(ファン)から彼女に昇格することって可能なのでしょうか?

そこで今回は、「バーテンダーの彼女になる方法」をバーテンダーに聞いてみました。もし、よく行くバーにお目当てのバーテンダーがいるなら、試してみる価値あり!?

【バーテンダーの彼女になる方法】

Step1:とにかくそのバーに通う
まず、お目当てのバーテンダーがいるバーに、頻繁に通うようにしましょう。頻度はそのお店によりますが、週2~3回足を運べば立派に常連客の仲間入りです(たぶん)。

Step2:スマートに飲むよう心掛ける
よく行くようになると、ついつい度を越して飲んでしまう可能性がでてきます。しかし、ここでベロベロに酔っぱらって醜態をさらすと、せっかくの努力が水の泡です。過度に飲酒せず、スマートに飲むようにしましょう。また、1杯しかオーダーせずに長居するのも悪い印象を与えてしまうようなので気を付けましょう。

Step3:2人きりになれる時間を狙って行く
よく行くようになると、そのお店のヒマな時間帯が分かってきます。オープン直後など、お目当てのバーテンダーと2人きりになれる時間を狙って行くようにしましょう。この時点では、バーテンダー側はあくまでお客さんのひとりとして接してきますが、急がず焦らず! 2人きりの時間を有効活用して、いろいろな会話を楽しみましょう。

Step4:閉店間際を狙って行く
ある程度、顔なじみになったら、閉店間際を狙って行きましょう。そして、ほかにお客さんがいなければ「仕事が終わった後に飲みに行きませんか?」と誘ってみましょう。ここでOKが出れば脈あり! みたいです。「仕事が終わった後=プライベートな時間」なので、「バーテンダーとお客さん」から一歩進んだ関係になれるようです。このチャンスを逃さず、「次の休みに遊びませんか?」と誘ってみましょう。ここからは、普通の男女の恋愛と同じステップを踏むことになります。

【バーテンダーの彼女になる際の注意点】

都内某所のバーのマスター・天草五郎さん(仮名)に、バーテンダーの彼女になる際の注意点を聞いてみました。

「まず、バーテンダーは彼女がいてもそれを隠している人が多い。居心地のよさとか、非日常感とか、バーという空間に求めるものはお客様によって違うけれど、いずれにせよそこにバーテンダーの生活感って必要ないものだから。表向きは『彼女いない』といっていても、実はすでに本命の彼女がいるパターンも考えられる。本当のところはどうなのか、ちゃんと聞き出してから行動した方がいいと思う。

あと、付き合えることになったとしても、一般的な生活リズムとは真逆の生活リズムだし、すれ違いは覚悟しておくべき。デートするにしても、旅行するにしても、どちらかが無理をして予定を合わせるしかない。

サラリーマンみたいに収入が安定しているわけでもなく、いつも明け方に少なからず酔っぱらって帰宅する。付き合う相手として、おすすめはしない。バーテンダーという仕事を理解してくれる女性じゃないと、長く付き合うのは難しいかな」(天草さん談)

「仕事終わった後に飲みに行きませんか?」とお目当てのバーテンダーを誘い出す時点で、おそらく時計の針は午前4時ごろを指しているハズ……。一般的な生活リズムの仕事に就いている女性だと、バーテンダーをデートに誘うのもひと苦労です。愛のチカラで乗り越えられるか!? う~ん……。

執筆=楠木サンダル / イメージ画像=Pouch (c)Pouch