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みなさんがトルコと聞いてイメージするものは? 自然の驚異を感じずにはいられない岩石群「カッパドキア」や世界三大美食にも数えられるトルコ料理などでしょうか。あまり情報を持ち合わせていなかった記者(私)は、どんな国なのか心をときめかせていたのでした。

そんなある日、トルコを訪れる機会に恵まれました。「エキゾチックな場所に違いない」と、意気込んで訪れたイスタンブールは思いのほか近代的でビックリ!  宿泊を予定していたイスタンブール新市街・タクシムの人気スポット「イスティクラル通り」は、上野のアメ横を思わせる繁華街です。平日の夜にも関わらずかなりの賑わい。

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12時間というフライトの疲れもあったため、イスティクラル通りにあるスターバックスで休憩することにしました。トルコはコーヒーが有名で、「トルコのコーヒー文化」は日本の和食同様に無形文化遺産に登録されているほど。にもかかわらず、トルコでもスタバは人気のようです。窓にトルコ国旗がドドーンと飾られているのが印象的。

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世界のスタバにはローカライズされた商品があり、トルコも例外ではありません。エキメッキと呼ばれるトルコパンに挟んだサンドイッチは種類が多く、とても美味しそう! なかでもひと際異彩を放っていたのが、今回ご紹介する「kahveli lokum(コーヒーロクム)」です。

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●ロクムってなぁに?
バラ水やオレンジ、レモンなどで香り付けをしたトルコの伝統菓子。柔らかめのグミキャンディーや、一口サイズの和菓子のゼリーに近い食感です。当地ではピスタチオなどのナッツ類やドライフルーツなどを練り込むことも多く、さまざまなフレーバーがあります。ガイドブックなどには「トルコの定番土産」なんていう風に紹介されているけれど、我々日本人からするとちょっと微妙かも。

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●トルコのスタバ限定ロクム
「美味しい」という印象の薄いロクムでしたが、スタバで見つけた「コーヒーロクム」は見た目からして違いました。なんだかトリュフのようで美味しそう。これってチョコレートなの? それともロクムなの? ビターチョコを齧ると、ほろ苦コーヒー味のロクムがお目見え。これは……ウマい!! コーヒーのお供にぴったりの味。これならお土産にしても喜ばれるだろうと確信しました。

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通常のロクムは大きな箱に入っているため、お土産にするには少し多過ぎるように感じます。でもスタバのロクムは手のひらサイズで60g(8コ程度)と、ちょうどよい大きさ。シックな黒のボックス入りで高級感のある感じもイイ! これでお値段は4.5リラ(約215円)なのだから、かなり賢いお買い物といえそう。

トルコ国内のスタバであれば取り扱いがあるようなので、見かけたら手に取ってみてくださいね!

参照元:starbucks.com.tr

取材・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch