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ヨーグルトを使用した冷たいスイーツ、フローズンヨーグルト。自宅で作ってやろうと思いまして、ヨーグルトに牛乳と砂糖を混ぜて凍らそうとしたときです。

たまたま冷蔵庫にキウイフルーツがあったので、「うしし、キウイ味にしちゃお☆」なんてグッドアイディアが頭に浮かび、入れてみたところ……。思いもよらぬ事件が発生! 

できあがったものが……な、なんとゴーヤ……だったんです! 記者(私)がキウイだと思っていたのは、実はゴーヤだった……!?(そんなわけあるかいッ!)

そもそもゴーヤ好きじゃない記者のうちの冷蔵庫に入っているわけはないのですが、どう考えても、私が作ったフローズンヨーグルトはゴーヤ、いや……ゴーヤを遥かに超えるレベルの「苦いもの」になっていたのです! 

普段なら食い意地が張っている食欲旺盛な私でも、さすがにこれは食べきれなかった。

調べてみると、この苦さはキウイフルーツに含まれるたんぱく質を分解する酵素「アクチニジン」の働きによるものだそうで、キウイフルーツとヨーグルト(乳製品)を混ぜて長く放置すると、この「アクチニジン」により乳製品のカゼイン、乳たんぱく質が分解されて苦味を感じるのだそう。黄色よりも緑色のキウイフルーツに多く含有されているんだとか。

一般社団法人Jミルクによると、パイナップル、パパイヤ、メロンなども同様のことが起こるそうです。すぐに食べる、加熱調理、缶詰を使用する場合は大丈夫のようですが、おウチで乳製品入りのスムージーやフローズンヨーグルトを作る際にはご注意を! お腹が痛くなったり、気持ち悪くなったりする場合もあるそうです。

ちなみにフローズンヨーグルトは、ヨーグルト250gと牛乳50g、少し多めのお砂糖(30gくらい)を混ぜ込み、冷凍庫に入れ、ときどきかき混ぜるとできます!

参照元:一般社団法人Jミルク
撮影・ 執筆=黒猫葵 (c)Pouch