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カレーとフルーツ。それはどちらも乙女が大好きな食べ物。

今回、食いしんぼうなPouch読者の皆さまにご紹介するのは銀座で食べられる絶品フルーツカレー! というと、隠し味にリンゴやレーズンを使ってる程度かと思うでしょ? ノンノン。実はこのフルーツカレー、いろんな種類のフルーツがカレーの上に乗って出てくるという衝撃のビジュアルをした逸品なのでございます! 

……たしかにカレーとフルーツは乙女が大好きって言ったよ? でもさ、さすがにこれは何かがちがうと思うの……!!

なんてツッコミ入れつつも、すっかり好奇心をひかれた記者。これは実際に食べてみるしかないッ!

お店の名前は「ア・ヴォートル・サンテ・エンドー」。行ってみるとわかりますが、非常にまっとうなイタリアンレストランの店構え。といっても格式張ったかんじはなく、気軽に入れそうなカジュアルな雰囲気がただよっています。

「本当にこんな感じのよいお店にフルーツカレーが……!?」といぶかしくなった記者ですが、席についてメニューを開いたところ、オムライスやパスタといった見慣れたイタリアンメニューと並び、当たり前のように「フルーツカレー」の文字が。……あー、やっぱりあるんだ、フルーツカレー。ペペロンチーニや焼きチーズカレーを頼みたくなる心をぐっと抑え、フルーツカレーを頼みます。

待つこと10分ほど。ようやくフルーツカレーが到着したのですが……ひぃっ、な、なにこれーーーーーーー!! ほ、ほんとにカレーにフルーツが天湖森夜……ちがった、てんこ盛りや! うん、わかってたとはいえ、ちょっと動揺してる。
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イチゴにリンゴ、キウイ、バナナ、メロン、すいか、レーズン、ミントと色とりどりのフルーツたち。ああ、このカレーの茶色がチョコレートならどんなによいことか……!!

そしてなぜかガラスの器に入れられたシャーベットが中央に。「カレーが辛いときは少しずつシャーベットを食べてください」と店員さんの口からショッキングな発言が。え、そ、そうなの……!?

斬新すぎるシャーベットの食べ方を提示され、依然、動揺おさまらぬ記者ですが、ええいままよとカレーにイチゴを乗せてパクリ! ……ん?
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ど、どうしよう……これ、イケるんだけど。私の味覚がおかしいとかじゃなくて、本当においしい。キーマカレー風のカレーはピリリとスパイシーで辛いんですけど、フルーティーな甘さも同居していて。その甘さと果物とがとても調和するんです。辛くてスパイシー、なのに甘くてフルーティー、でもその2つは見事に融合してるっていう。自分で今も書いてて不思議な気持ちなんですが、そうとしか言えない。シャーベットも途中で食べてみるとお口の中がサッパリ。まったくもってアリだわ!

正直に言いますと、事前に食べログなどで画像は見てましたよ。口コミも読みました。けれど、やっぱり実際に食べてみないとわからないものです。これはぜひ皆さんにも自分の目と舌で味わってほしい! 写真で見て驚くのと実際に食べてみるのとでは衝撃度が800倍ぐらいちがいますから!! ホントに!

スパイシーとフルーティーが絶妙にマッチするフルーツカレー、皆さんも銀座へ出かけたときはぜひ。フルーツは季節によって多少変わるそうですよ。

■ア・ヴォートル・サンテ・エンドー
住所:東京都中央区銀座5-9-5 田創館ビル2F
電話番号:050-5872-2820
営業時間:月~金(ランチ11:30~15:00、ディナー18:00~23:00)、土(ランチ12:00~14:00、カフェ14:00~16:00、ディナー18:00~23:00)、日・祝日(ランチ12:00~13:30、カフェ13:30~16:00、ディナー18:00~23:00)
定休日:不定休(月一回)

取材・撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼お店の名物、フルーツカレー1400円。正直、この場所でこのお味でこのお値段はリーズナブルだと思います!

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▼新鮮そうなフルーツ。できればこのまま食べたい……と思うでしょ!?

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▼ところがどっこい! カレーとフルーツ、一緒に食べるとおいしいんだなぁ

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▼ゆず風味のシャーベット。カレーの辛さをやわらげてくれる。この冷たさが心地よいのよね

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▼東銀座駅からすぐ。歌舞伎座の近くとあり、店内には歌舞伎俳優など著名人のサインも

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▼お店は2階。階段はちょっと急ですのでお気をつけて!

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▼店内。明るくてカジュアルな雰囲気。窓からは銀座の街並みが

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▼食後はそのまま銀ブラへ。三越も近いよ!

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