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食物繊維やアントシアニンというポリフェノールを豊富に含んだ紫芋。健康のためにと思って、紫芋パウダーとアルカリイオン水で蒸しパンケーキを作ったらとんでもないものができた! というクックパッドのレシピが今インターネットで話題を呼んでいます。

そこで本日は実際に紫芋パウダーとアルカリイオン水の蒸しパンケーキを実際に作ってみました!

ブリリアントな蒸しパンケーキを作ったのはクックパッドでレシピを公開しているタノ吉さん。どうやら醒めるような真っ青な蒸しパンケーキができるようなのです。

タノ吉さんが使っているのは、市販の紫芋パウダーと、浄水器のアルカリイオン水。もう検証はこりごり! とのことなので、代わりに記者が「市販のアルカリイオン水」でも同じような化学反応がおきるか検証してみます。

インターネットでの意見をまとめると、
・米粉(アルカリ)
・卵白(アルカリ)
・重曹(アルカリ)
・アルカリイオン水(アルカリ)

以上のアルカリ勢と紫芋パウダーがケミストリーをおこすんだそう。

さっそく作ってみます。

【材料】
卵、三温糖、アルカリイオン水、サラダ油、米粉、紫芋パウダー、ベーキングパウダー、重曹
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1. 卵、三温糖、サラダ油、アルカリイオン水をまぜまぜ。
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2. 粉類を投入! まぜまぜ。まだ大丈夫。
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3. 紫芋パウダー選手を投入! まぜまぜ。
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若干ダークマターな感じ。悪くいうとヘドロっぽい。 
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4. マフィンカップに入れてから、クッキングシートを用意してふと目を離すと、ボウルの中の残りの生地がなんだか色が変わっている!! というか、マフィンのカップに入っているやつも、幻の鳥のう〇ちみたい。
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5. 電子レンジで3分ほど加熱。ようじなどで刺してみて生地がくっつかなければ完成!

■見た目
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アルカリ勢の分量によると思うのですが、出来上がったのは、真っ青ではなく、コケ色の蒸しパンケーキ。表面のゴワゴワした感じもまさにコケ。あまりお金をかけられていないゴルフのグリーンまたは、おじいちゃんちの庭の人工芝のような感じ。花を挿すスポンジの土台の雰囲気にも似ています。

■味
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味はどうなのかといいますと、米粉を使用しているのでモチモチした弾力のある歯ごたえ。紫芋の香りもふんわり口の中に広がります。ただし、重曹の入れ過ぎ(しかもベーキングパウダーも入れているので)なのでしょうか、若干苦みを感じました。あとからどんどん苦いです。にがりが入っているようでした。

切ってみると中も真緑色。空洞が空いてちょっと顔のように見えます。せせら笑ってら。
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ちなみに、紫色にしたい場合はお酢を数滴入れるといいそうなので、紫芋パウダーと
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アルカリイオン水をまぜたものに
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お酢を入れたらシュワシュワ発砲します。
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右の蒸しパンにお酢を数滴入れましたが、入れていない左と比べてもあまり変わりません。
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蒸しパンケーキに紫芋を加えたい場合は、味が変わるほどお酢を入れる必要があるのかも。

参照元:クックパッド タノ吉さんのレシピ
料理・撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch