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日々のストレスにさらされていると、星空でも眺めて気分転換をしたくもなりますが、残念ながら、それは都会人にはかなわぬ願い。空気のきれいな所へ車を飛ばして観にいけばいいのでしょうが、そもそもそんな余裕があるなら、ストレスはたまらないのですよねぇ。

「天候が悪かろうが、街の光が明るかろうが、今、この場所で星がみたい!」本日ご紹介するホームプラネタリウムLunaは、そんなワガママな願いをかなえてくれるのですって!

Lunaを開発しているのは、以前、Pouchでご紹介した「階段に設置できる折り畳み式すべり台」の生みの親でもある海外サイト「Quirky」。このサイトが、次々とぶっ飛んだアイテムを世の中に送り出すことができる秘密は、一般ユーザから集めたアイデアを製品化して販売する仕組みを採用しているから。

今回、QuirkyのユーザであるRoy Johnson氏が提案したプラネタリムは、幅101mm、高さ152mmと小型ながら、なかなかクリアな画像を映し出す優れモノ。
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しかし、持ち運びやすさにもまして星好きにはたまらないのは、携帯アプリと連動しているというところ! なんと携帯に好きな場所、時間を入力すれば、対応する星空を投影してくれるのです!
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また、星座や星の名前を特定することも、ズームすることもできるのですって! 例えば、天井に浮かんだ惑星を拡大すれば、お部屋にいながらにして、惑星旅行が楽しめちゃう!
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こうした機能を持つソフトは以前からありましたが、パソコンやゲーム機での利用に限定されていました。また、従来の小型プラネタリムは、星のデータが内蔵されており、追加する場合は、外付けのものを新たに購入しなければなりませんでした。Lunaは、これらバラバラに存在していた技術を統合し、気軽に「お家プラネタリム」を楽しめるようにしてくれるのですね!

現在、Lunaは製品化の一歩手前、Quirkyユーザによる「価格設定」が行われている段階。「星空セラピーが必要」という、どろどろにお疲れの方には発売が待ち遠しいところですね!

参考元:Quirky
執筆=大井たま (c)Pouch