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[すぼら栄養士の15分ご飯]シリーズでは、ずぼら栄養士を自認する川村郁子さんとともに考案した、作業時間15分かつ女性にうれしい栄養素がたっぷりのレシピ記事を紹介しています。

もう7月! 暑いと食欲が低下しがちですが、しっかり食べないと夏バテしてしまいます。また、暑い時の調理はガスを使うのが嫌なもの。そこで今回はガスコンロを使う時間が5分以下と短く、食欲が落ちても食べやすい冷製のパスタを考えました。

今回のメニューは中東付近でみられる、ヨーグルトをドレッシング代わりに使ったサラダを応用したパスタ。意外な組み合わせですが、激ウマです!

■川村郁子さんによる、今回の献立のポイント!

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不老長寿のビタミンといわれるアンチエイジング効果ばっちりのビタミンE(アボカド)
お通じを助ける善玉菌(ヨーグルト)
・ お通じを助ける食物繊維(アボカド)
・ お通じを助けるオレイン酸(オリーブオイル)
・ アンチエイジング効果バッチリのリコピン(トマト)
紫外線から体を守るビタミンC(トマト)

トマトは今が旬。旬のものは栄養価が高く比較的安いので、自炊のときは旬のものを使うのがおすすめです。
では、さっそく作り方を紹介しましょう。

■作り方!

【材料(1人分)】
・アボカド半分
・ミニトマト 5個(トマト半分)
・ツナ缶(油を切る) 半分
・ヨーグルト 大さじ3
・レモン 小さじ1
・はちみつ 小さじ1/2
・薄口しょうゆ 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・塩こしょう 少々
・パスタ 80g

パスタは短時間で茹でられるものが販売されています。そういったものを使うか、以前に「【永久保存版】これぞパスタの茹で方決定版! おいしくて簡単でエコだよー!」という記事で紹介した、1時間前に水につけておいて1分茹でれば完成する方法を使うとガスを使う時間が5分以内と短く、早く作れますよ!

【必要な器具】
・なべ
・包丁
・まな板
・ボール
・盛りつけ用の皿
・計量用の大さじ、小さじ

【作り方】
1.なべにパスタを茹でる湯を沸かす
2.アボカドを剥いて切り、ミニトマトをへたをとって半分に切る
アボカドを素早く切るのが今回の時短の肝ですので、ちょっと丁寧に解説すると……

まず、よく熟したアボカドに縦に包丁を入れ、種の周りをぐるっと一周するように切り込みを入れます。次に両手でひねるようにして半分に割ります。
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半分に割れたら、種に包丁をやや強めにトンと落します。
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包丁をアボカドの尖った方に倒すと種がぽろっと外れます。外れたら4等分程度に切ります。
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スルスルと手でむいて適度な大きさに切ります。かーんたん。
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3.パスタを茹で、茹で上がったらざるにあげ、水で洗ってしめる

4.ボールにすべての材料を入れて、和えたらできあがり! 塩こしょうは食べるときに味をみながら加えるのでもOKです。

■もっとアレンジテク!

このパスタ、和えるだけなのでもっと時短にするのは難しい……。ということで、今回はアレンジテクを紹介。
・ わさびをはちみつの代わりに入れる
・ 海苔を加える
・ メープルシロップをはちみつの代わりに使う
・ ガーリックと塩をはちみつと醤油の代わりに使う
・はちみつと醤油の代わりにジェノベーゼソースを入れる。
等でもおいしいです。いろいろと試してみてくださいね!

以上! 時短と栄養と「おいしい」は共存可能! ぜひお試しください!

撮影・調理・取材協力=川村郁子さん
撮影・調理・執筆=FelixSayaka (c)Pouch

▼賞味期限切れのヨーグルトは捨てずにパックとして活用する川村郁子先生。ついでに顔ヨガまで。時間もヨーグルトもムダにしません!▼

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