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1989年のオープン以来、渋谷で幅広い年齢層の人々から愛され続けてきた「Bunkamura ル・シネマ」も、今年で25周年。

これまで数多くのフランス映画を紹介してきた同劇場がこの節目の年を記念し、7月25日から31日までの1週間、「映画と出会う、パリ」なるイベントを開催するとのこと。

しかも料金は1200円均一、25歳以下にいたってはなんと、1000円均一に設定されているんですよぉ! ふええん、若い子が羨ましいよおおお!

期間中上映されるのは、「天井棧敷の人々」「フレンチ・カンカン」「勝手にしやがれ」「昼顔」「PARIS パリ」の、計5作品。

いずれもパリを舞台にした映画史上に残る名作、これらを貴重な35mmフィルムで特別上映するっていうんだから、映画ファンにとっては見逃せないッ! 

かくいう記者も10代の頃、お部屋に「勝手にしやがれ」のポスター飾ってましたよ。ゴダールのデビュー作にしてヌーベルバーグの傑作、そしてなによりヒロインを務めたジーン・セバーグがそりゃあもう可愛くって可愛くって! 全盛期のカトリーヌ・ドヌーブの神々しいまでの美しさを堪能できる「昼顔」もまた、スクリーンで観ておきたいと思わせる1本ですよねぇ。

作品はすべて予告編なし、本編からの上映なので遅刻は厳禁。下記公式サイトに記載された上映スケジュールを、お出かけ前にしっかりチェックしておくといいかも。

「Bunkamura ル・シネマ」がパリ色に染まる1週間、この貴重な機会をどうか、お見逃しのないように。

参考元:Bunkamura ル・シネマ
執筆=田端あんじ (c)Pouch