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小さなチワワと大きなピットブルの美しい友情がフェイスブックを通して、世界中で話題になっています。

2014年7月、2匹の犬がジョージア州サバンナのデルタ・サークルの近くをうろうろしていたところを保健所の職員に保護されました。

保護されたのはオスのロングコートチワワのミックス、チャチーとメスのピットブルのミックス、ジョーニー。チワワの左目はひどい感染症にかかって、倍以上の大きさのピットブルは、安全な場所を求めていたのか、小さな友人を口にくわえて移動していたそうです。ときどき立ち止まっては、くわえているチワワを下ろして病気の左目をなめてあげていたとのこと。そのピットブルの優しさにチワワは感謝していた様子もうかがえたそう。

メトロ・アニマル・シェルターによると、チワワの左目の症状は重く、手術で左目を取り除かなければならなかったそうですが、シェルター内で療養をしていました。

数日後に、治療のために隔離されていた2匹は再会を果たすことに。2匹はなめ合ったり、じゃれ合ったりしてまた会えたことにとても喜びました。

保護した保健所の職員はこのように話しています。「こんなに深い絆で結ばれた犬たちはめったにいない。里親を探しているが、2匹を一緒に引き取ってくれる家庭があればこの子たちにとってどんなに素晴らしいか。でもそれはむずかしいと思う」

生まれつきの野良犬かもしれないし、もともと人に飼われていたのを捨てられたのかもしれない。どちらにせよわたしたちが想像する以上に辛く厳しい日々を生き延びてきたのだと思います。

後に、2匹はフロリダのある家庭に引き取られることになりました。もちろん、2匹一緒です。友人だった2匹は、これからは「家族」として暮らしていくようです。

参照元:Facebook
執筆=黒猫葵 (c)Pouch

▼保護された時の様子
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▼なかよし!
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▼強い絆で結ばれた2匹