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常日頃周囲の友人たちから「素直すぎ」「わかりやすすぎ」「子供みたい」と言われ続けてきた記者も、気がつけばアラサー。

酸いも甘いもそれなりに乗り超えて悶々を抱えていた10代、迷いに迷っていた20代のあの頃よりも、ずっとずっと大人になって色々と吹っ切れたつもり。だけどそこは人間ですもの、オンナですもの、立ち直れないほど落ち込む夜だってあるのです。

恋愛に仕事、人間関係。落ち込む理由が明確にあるときもあれば、そんなものは思い当たらないのに、ズブズブと深い沼にハマっていくかのように落ちてゆくことも。そんなとき、みなさんはどのように対処しているでしょうか。

本日はアラサーシングル女子の記者が、私的「メンタルが最悪な状況に陥った時の対処法」を提案。すべて自ら実践していることですので、参考にしていただければ幸いです!

1. ひたすら泣く

泣くことは心のデトックス。次の日目が腫れちゃう…..な~んてことは一切考えず、思いっきり、子供みたいにわんわん泣けば、不思議と心が軽くなるもの。自然に泣けない場合は、音楽や映像、本の力を借りるというテもおススメですよ。

2. 歩く

落ち込んでいるとき、そしてイライラしたときは、必ずと言っていいほど歩く私。しかも延々、1時間以上は歩きます。足を動かすと、自然と思考がクリアになって、今まで見えずに苦しんでいたその答えが見えてくることも。

3. 落ちるところまで落ちる

メンタルが最悪なときに誰かに会うのはタブー、これは記者のマイルール。そんなときはひとり部屋にこもりひたすら悶々、落ちるところまで落ちればいいのです。そうして疲れたら、そのまま眠ってしまうこと。あとは、アガるだけですから。

4. 何かのせいにする(「誰かのせい」ではない)

「月の満ち欠けのせい」「ホルモンバランスが乱れているせい」「気圧が低いせい」……理由もなく気分が塞ぐことってあるでしょう? そういうときは単に、今挙げた理由が関係している場合も多々。しかし本当のところはわからないので、落ち込む理由が思い当たらないときはすべてこれらの現象のせいにして、開き直ってしまえばいいのです。それだけで少し、救われる気がするよ。

5. お風呂でリラックス

お風呂に入ってたっぷり汗をかいて、大好きな香りのスクラブで体を磨きに磨く。仕上げは髪の毛をトリートメント、シャワーはいつもより長めに浴びましょう。頭から水を浴びるという行為はそれだけで、気持ちまで洗われたような気分になるから不思議。身を清めることは自ずと、内面をも清めることに繋がるような気がします。

6. 左手で自分をなでてあげる

友人の1人から聞いた「右手で自分自身の右頬を撫でるよりも左手で右頬を撫でたほうが、他人に触れられたような感触を味わうことができる」という話。

やってみてそのことを実感して以降、気分が塞いだときは左手で、頬はもちろん頭や腕などを「大丈夫大丈夫、頑張ったよ」などという言葉と共に撫でてあげるという方法を実践しています。コレ、意外と効くのよ。高ぶった感情がある程度落ち着くので、ぜひやってみて。

7. 好きな人の声を聞く

好きな人の声は、なににも勝る、心のお薬。「こんな辛いことがあったの」などという話は一切せず、たわいもない話をしながら、受話器の向こうから放たれる「温かさ」のようなものを感じる。大概のことであれば、コレで一瞬で立ち直れます。ほんと、好きな人の力って偉大。

繰り返しますが、これらはすべて、落ち込んだ際に記者が実際に行っている対処法です。

ちなみに落ち込んだ時にすること、あるいはストレス解消法としてよく挙げられる「美味しいもの(甘いもの)を食べる」「お酒を飲む」などは、性格上敢えて、チョイスしていません。なぜなら私、「とことん行くとこまで行ってしまう」タチなもので、自制しないと大変なことになってしまうのですよ。自制できるだけ、大人になったってことですかね……。

落ち込み方は人それぞれ、べストな対処法も人によりけり。てなわけで、取り入れることができそうなものがあればぜひ、試してみてくださいねっ。

撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch