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「料理の下ごしらえなんて、キッチンばさみさえあれば十分。包丁さえいらない」。筆者の友人にはそんなツワモノがいますが、そこまででなくても、包丁さばきに自信のある方は、ただ「リンゴの芯を抜く」なんて名前のついた道具には、ご興味ないことでしょう。え? いらん、いらん??

いえ、ちょっと待ってくださいな。どうか名前に惑わされないで。「リンゴの芯抜き」、意外に実力派のようですよ!?

リンゴ芯抜き02

【リンゴの芯抜きの実力その1】 スイカをおしゃれに切れる!

最初にご紹介するのは、海外サイト『instructables』に掲載されていた、リンゴの芯抜きを使ってスイカを切り抜く方法。細長い円柱に切り出されたスイカは、見た目がカワイイだけでなく、皮部分がちょうど持ち手となって、食べやすいのです! くり抜く作業も楽しく、正直、スイカを切るのも食べるのも面倒くさくなってきた今の時期にぴったりですね。
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昨年、ユーザのアイディアをもとに商品を開発する海外サイト『Quirky』で、このスイカスティックを作る道具が考案されて話題になりましたが、なかなか商品化されないのは、多くの人が、このリンゴの芯抜きの実力に気づいてしまったからかもしれません……

【リンゴの芯抜きの実力その2】スイカ以外の果物も切れる!

スイカだけでなく、似た形状のフルーツでも同じことができるはず。メロンで試してみると、やはりうまくいきました。

オレンジでも試してみましたが、十分な長さが取れず、失敗。スイカやメロンのように、ある程度の大きさがある果物でやってみるといいようです。

凍らせてみると、完全無添加のアイスキャンディーのできあがり。タッパーに詰めて、秋の行楽のお供にしてもいいですね!
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【リンゴの芯抜きの実力その3】円形のフルーツも切り出せる!

切り抜いた円柱をスライスすると、円形のフルーツを大量に作ることができます。これをお皿に並べてドット画を作ったり、ケーキを水玉模様にデコレーションしたりすることもできますね。
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【リンゴの芯抜きの実力その4】ケーキにも穴があけられる!

フルーツだけでなく、カップケーキでも試してみたところ、ちゃんとクリームを入れる穴を開けることができました。カップケーキに穴を開ける「カップケーキコアラー」という道具が存在するそうですが、それこそ「いらん!」で済みそうです。
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こんなにも応用範囲の広い「リンゴの芯抜き」。今回、ご紹介した使い方もぜひ試して頂きたいのですが、本来の使い方もお忘れなく。これからどんどんリンゴが美味しくなる時期。シナモン香るあまーい焼きリンゴ、作ってみてくださいね!

参照元:Instructables, Quirky,今回使用した芯抜きツール
撮影・料理・執筆=大井たま (c)Pouch

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