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今月8日(月)より全国のロッテリアで発売開始されたのは、川越達也シェフプロデュースによる「川越シェフのナポリタンバーガー(TATSUYA KAWAGOE 具だくさんソース)」(420円)。

ありそうでなかった「ハンバーガー」と「ナポリタン」の組み合わせ。一体どんな融合を見せてくれるのか、実際に食べてきました。

ハンバーガーの包装紙は、川越シェフのお店「TATSUYA KAWAGOE」のロゴマーク入りで、かそけき高級感を演出。「420円の内いくらがロゴ代なのだろう」と下衆な考えをよぎらせながら包装紙を開くと、そこにはふっくらとした1等粉のバンズ。このバンズに、下からハンバーグ・レタス・ナポリタンが挟まれています。それでは実際に食べてみます。

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◆肝心のナポリタンのお味は……

食べやすいようあえて2~3センチにカットされたスパゲッティ。玉ねぎの甘みを生かしたケチャップによく絡んでいます。うん、うまいじゃないか。酸味を抑えた甘いケチャップ、柔らかいスパゲッティといい、喫茶店系ナポリタンが好きな人にはドストライクな仕上がりです。

ひとつ気になったことといえば、商品名にもある「具だくさん」というワード。見本写真だと、麺の上にさらに具だくさんのソースが乗せられているように見えますが、実際のそれはちょっと寂しい感じ。とはいえ、食べ進めるとソーセージやマッシュルームなどそこそこ見つけられたので、許容範囲内かと。

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◆粗挽き肉には黒こしょうを利かせて

今回の目玉ではないかもしれませんが、パティも美味しかったのでちょこっとご紹介。このパティ、最大8ミリの超粗挽き肉で成型されており、ともすればステーキのような食感もあり食べ応え抜群。ナポリタンはまろやかな仕上がりなのに対し、パティは黒こしょうをたっぷり使用しているため、ときどきピリッとしたアクセントが感じられて良いバランスでした。

「ナポリタンハンバーガー」。一見インパクト重視の“色物”かと思いきや、とんでもない。420円とハンバーガーとしてはちょっとお高めの値段でも納得できるクオリティでした。9月下旬までの期間限定販売です。気になった方はぜひお試しあれ。

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【川越シェフのナポリタンバーガー(TATSUYA KAWAGOE 具だくさんソース)】

撮影・執筆=井上こん(c)Pouch