komekotenpura2
みなさ~ん、天ぷらを作るときどんな粉を使っていますか? 実は米粉で天ぷらをするとバリバリな新食感を楽しめることをご存知でしょうか?

そこで今回は長野県諏訪郡原村のまだあまり知られていない名産品、高山製粉の「料理・菓子用 微細米粉」を使って白菜の天ぷらを作りたいと思います!

米粉というと、なんだか普通の強力粉や薄力粉よりもお高いイメージがあったんですが、この米粉は500グラムで229円(税抜)と気軽に挑戦できるお値段。原村の野菜の直売店やたてしな自由農園のオンライストアでも購入できます。

普通の米粉だと舌触りが若干ざらつくことがありますが、細かく粉砕する技術を編み出したこの微細米粉だとあまり気にならないのです。

■白菜の天ぷら

komekotenpura1
材料
・白菜 適量
・高山製粉の微細米粉 75g
・水 150ml
・白だし 小さじ1

1. 微細米粉と水を1:2の割合で溶き、白だしを入れて混ぜ合わせる。
komekotenpura3
2. 油を温める。

3. 水洗いした白菜を食べやすい大きさにカット。水気は切っておく。

4. お箸で触ってみて固くなるまで揚げる。
komekotenpura4
5. できあがり!
komekotenpura7

あげたてはもちろん、少し時間が経ってしまっても今までなかった固めのバリバリ食感をキープできるのが米粉のすごいところ。堅あげポテトレベルの堅さなので、口の中を怪我しないように注意! 水分の多い白菜は口にいれるとじゅわ~と水分が広がり、病みつきなおいしさ。白菜のほかにもとり天や、しその天ぷらも作ってみました。

お塩で食べても、めんつゆで食べても、おいしくいただけますが、ポン酢でさっぱりいただくのがおススメ! しょうゆで食べると、揚げもちのようなお味になるのも個人的にはまっています。

■まだまだある微細米粉のメリット

家庭で作る揚げ物はあげたてが1番! なのですが、食べ終わってから後片づけをすると、溶いた粉がスポンジにへばりついてイライラしたことってありませんか? しかーし、微細米粉はグルテンを作らずダマになりにくいので、使ったボウルなどが水洗いで簡単に落とせるのだ。

また米粉は、小麦粉よりも必須アミノ酸が多く含まれていて、食物繊維も豊富。食べた後の消化がゆっくりなので血糖値も上がりにくいんだそう。小麦アレルギーの方でも、小麦粉の代わりとして食べられます。いろいろ優等生なんです。

■原村では人気

原村では、1年を通して小学校の給食に米粉パンが出たり、原村の住民全員に「オリジナル米粉レシピ」を配布したり、イベントや米粉のお料理教室も開催するなど、数年前から地元の新名産として米粉をPRしています。

カルビーの堅あげポテトが好きな方は絶対気に入るはず! ぜひ試してみてくださいね!

参照元:原村
料理・撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch