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自炊の場合だけでなく、中華料理店の場合でも「噛みごたえありすぎぃ! 薄いビーフジャーキーに不満をもった人が試行錯誤の結果なんかひらめいて作っちゃたポークジャーキー厚め的な状態ぃぃぃ!!」と、言いたくなるほどかたくなりがちな酢豚の肉。

「パイナップルの果汁に30分ほど漬けこむ」「玉ねぎと一緒に20分くらい揉み30分休ませる」など、柔らかくする裏ワザは色々とあるようです……が! 時間かかりすぎだよ!! 酢豚早く食べたいよ酢豚酢豚酢豚!!!!

……ということで! 何かの汁に何十分も漬けたり揉んだりしなくても、酢豚のお肉が超やわらかジューシーになる裏ワザを、All Aboutの記事をもとにした、記者(私)の気まぐれ酢豚にのせてお伝えいたします! 

酢豚だけでなく、ほかの豚肉主役の料理への応用もできる超万能な裏ワザです!

【お肉やわらか酢豚の材料(1人前くらい)】

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・片栗粉:大さじ1くらい
・ごま油(サラダ油でも大丈夫):小さじ2くらい
・薄切りの豚肉:100gくらい
・市販の酢豚のモト:大さじ2くらい
・塩、こしょう:少々

分量に「〜くらい」と入れた通り、目安程度で問題なし。ちなみに、肉は「薄切りの豚肉」と書いていますが、記者が今回使用したのは豚肉の肩・バラ・モモ切り落としのパックです(薄切り肉より安かったので ※)。

※しかし、安さに釣られたのが後にアダとなることに!

【調理の手順】

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1. 薄切り肉を端からくるくる巻きます。

・記者のコメント(以下、記者コメ): ……色んな部位の切り落としパックを「安いから」という理由で購入した記者はここで困惑。

「切り落としだから当たり前だけど、肉の大きさがそろっていない。脂身だけ切り落としたところとかメッチャある。巻けそうな肉は、ところどころ裂けて穴があいている。くるくる巻けない……!」

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しかし、巻けそうだけど所々穴のあいた破片のような肉を、巻き寿司の具のような感覚で内側に収めると、立派なクルクル肉に! 俵型のものが5つできました。

2. 巻いた肉に塩とコショウをふり、片栗粉を薄くまぶします。
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記者コメ: 巻き用の肉に所々裂けて穴があいていたのが心配だったので、表記した分量の片栗粉にテキトーな量をプラスしました。

3.フライパンに油を敷き、巻き終わりを下になるように豚肉を入れます。
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記者コメ: 巻き用の肉が歪(いびつ)、かつ裂けまくり穴あきまくりなので、「巻き終わり」がどこなのか分からない。見つけられたのは5つ中、たったのひとつ。

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4. 中火で軽く転がしながら焼きます。

記者コメ: 巻き終わりを探すのが面倒だったのでテキトーにフライパンのなかに肉を入れたのですが何の問題もなく、10~15分くらいでキレイに焼き色がつき、なかまで火が通りました!

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5. 酢豚のモトを入れ、煮詰まりすぎない程度まで炒めます。

記者コメ: 換気扇を回し忘れていた自分に感謝。部屋中に美味しそうな香りが充満していく……!

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6. お皿に盛りつけたら完成です。

ロールキャベツのような見た目ですが、焦げ気味な焼き色とツヤツヤ輝く茶褐色のタレのコラボレーションで見た目はメッチャ美味しそう! これは成功といえるのでは……!?

【いざ、実食!!!!】

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うわああああああああああ!!!!!!

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うわああああああああああ!!!!!!

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うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!

片栗粉を足したせいか表面はちょっと固いけど中はめちゃめちゃ柔らかい! 噛むと肉汁があふれ出てくる!! 豚バラ角切り肉を使った酢豚とは違う、肉と脂身が上品なバランスで絶妙なハーモニーを奏でている!!!! あえて言おう、美味い!!!!

【まとめ】

角切り肉の酢豚も美味しいですが、手間も時間もかからず柔らかジューシーな酢豚のお肉ができてしまう、薄切り肉を使った今回の裏ワザ。お肉を揚げずにできるので、揚げた後の面倒な油の処理も必要ありません!! 酢豚だけでなく、この裏ワザはほかの料理への応用が効きます!!!! いいことづくしなので、ぜひ皆さまもお試しください!

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余談ですが、今回記者が作った酢豚は、「酢豚じゃなくて酢豚味の焼いた肉だろ」というツッコミは受け入れます。

参考元:All About 
調理・撮影・執筆=シマヅ (c)Pouch