bi1

女性は、同性を見る目が厳しい。記者は身を持って、そう感じております。と言いますか、記者自身に、そういった傾向があるのです。

たとえば、「ああ、なんでその服にその靴を合わせちゃったの……」とか、「綺麗な方なのに、お肌の状態が残念……」とか、「その年でその言葉遣いはいただけないぞ!」とか、無意識に思っちゃうのよね。ああ、女って怖い!

株式会社「ワコール」が実施した「働く女性のオフィス内における好感度に関する意識調査」には、そんな同性の厳し~い視線に立ち向かうべく、女性のみなさまが相当な努力を重ねているという実態が、如実に現れています。

【好感度を保つべく努力を重ねる姿があらわに】

しぐさ・装い・ボディパーツ、さらには下着にまで気を抜かず、もちろん仕事にも全力投球。その意識の高さに共感、同時に「女って大変!」と思ってしまうこと、必至なの!

【好感度アップの鍵は “美しい姿勢” にあり】

20代から40代の女性515名を対象に行ったインターネット調査によれば、オフィス内の立ち居振る舞いやしぐさにおいて、好感度をアップするために意識していることナンバーワンは、「美しい姿勢を意識すること」なのだそう。

【ばたばたと歩かないようにすることも大切】

「背すじの伸びた姿勢」(67.9%)、「ばたばたと歩かない(67.4%)、「座っている時(デスクワーク時)の姿勢を良くする」(64.6%)といった具合に、6割の女性が自身の振舞い方に極力気を配っていることが判明。たしかに、姿勢よく落ち着いて歩く、たったそれだけで、存在自体が品良く好ましいものに映りますものね。

【もちろん洋服・靴・ヘアメイクにも気を配ります】

一方、オフィス内で好感度をアップするために気をつかっていること・アイテムを聞いてみたところ、「洋服」(72.6%)、「靴」(66.0%)、「ヘア&メイク」(65.8%)といった予想どおりの結果に。

【見えない部分にも手を抜かないッ!】

また「肌着」(40.2%)、「下着(ブラジャー)」(40%)、「下着(ガードル・ショーツ)」(33.2%)と、見えない部分に気を使っているという声も多数。つまり女性の多くは見えようが見えまいが、身につけるものすべてに、気をつかっているということになります。

【あなたの下半身、同性からチェックされてるかも!?】

そして最後は、ボディパーツに関する質問。「働いている時、他人(女性)を見て憧れる、またはきれいだと思うボディのパーツはどこ?」、この質問の答えで最も多かったのが「太もも・ふくらはぎ」(40.0%)でした。続いて「ウエスト」(27.8%)、「ヒップ」(26.0%)と、上半身よりも下半身に目がいく傾向があらわに。

bi2

【自分の体で気になる部分も下半身】

一方「自信のなさをカバーしてキレイに見せようと努力しているボディパーツ」といった質問においても、結果はほぼ同様。自分が見てしまう部分、ということは裏を返せば、他人によく見られている部分がその場所である、ということかしらね。

bi3

美しい人は、見ているだけで気持ちがいいもの。自分への戒めも込めて、女性は他人を自分の鏡だと無意識に感じ、厳しい目で観察してしまうのかもしれません。そしてさらなる努力を重ねる、そうやって美の追求はエンドレス、永遠に続くのであります。ああホント、女って大変っ!

参照元:PR TIMES
執筆=田端あんじ (c)Pouch