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肉が好きすぎて、なんと猟師になってしまったという、元祖肉食女子で料理研究家の長田絢先生。

その長田先生が、Pouch読者のために「肉食女子に贈る冬の肉レシピ」を考えてくださいました。……といっても、いきなり猟師飯! なんていうハードルの高いものではなくて、スーパーで手に入る食材を使った、簡単だけど新しい肉料理。

すき焼きなのにサッパリ! 新しい味わいの「トマトとバジルの洋風すき焼き」と、プチプチ感が楽しい「大麦入りハンバーグキノコソース」。どちらもワインがすすみそうじゃないですか!

ちょっと余裕の出来た休日、肉分をたっぷり補給して、師走を駆け抜けちゃいましょう!

■ トマトとバジルの洋風すき焼き

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抗酸化力の高いトマトと爽やかな味わいのバジルで、牛肉をおいしくサッパリと食べられます。

【材料(2人分)】
牛肉(薄切り) 200g
にんにく 1片
オリーブ油 大さじ1
しめじ100g
塩・黒こしょう(粗びき)  
トマト 4コ 
たまねぎ 1コ
生バジル 3~4枝
しょうゆ 35ml
みりん 40ml 
料理酒 50ml

【作り方】
1、 牛肉は食べやすい大きさに、たまねぎはくし切り、トマト半量はざく切り、残りはくし切りにする

2、鍋にオリーブ油、みじん切りしたにんにくを入れ火にかけ、たまねぎを炒める

3、2に、ざく切りにしたトマト・料理酒・みりん・しょうゆ・しめじ・牛肉を入れ、煮こむ

4、3にくし切りにしたトマトを入れ、火が通ったら塩、黒こしょうで味を調え、バジルを散らす

■ 大麦入ハンバーグキノコソース

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低カロリーのキノコ類と食物繊維たっぷりの大麦が入った、カラダに優しい簡単ハンバーグです。大麦は、オートミールで代用できますよ!

【材料(2人分)】
<ハンバーグの材料> 
合挽き肉 200g
茹で大麦 40g(※大麦をたっぷりのお湯で茹で、軽く水洗いしておく)
たまねぎ 1/2コ(100g)
油 小さじ1 
卵 1/2コ
パン粉 大さじ2
牛乳 大さじ1
塩・こしょう・ナツメグ 適量

<ソースの材料>
しめじ 150g
しいたけ1枚(50g)
A(牛乳 大さじ4・トマトケチャップ大さじ3・ウスターソース大さじ2・みりん大さじ1・砂糖大さじ1)

【作り方】
1、たまねぎはみじん切りにして、電子レンジ(500w)で約2分加熱をし、粗熱をとる。パン粉は牛乳に浸しておく 

2、しめじは石づきを取ってほぐし、しいたけは軸を取りスライス

3、ボウルに挽き肉・塩・こしょう・ナツメグを入れてねばりが出るまでこねたら、1と卵を加えさらにこねて、2等分にして成形し真ん中をくぼませる

4、フライパンに油を熱して3を焼き、焦げ目がついたら返してフタをし弱火で裏側も焼く

5、4を皿に取り、フライパンに残った油で2を炒める

6、Aを全て混ぜ合わせておいて5に回し入れ、とろみが出るまで煮詰める

7、ハンバーグの上に6をかける

こちら、彼に手料理を振舞う……というよりは、女子同士で楽しみたいレシピですね。アラサー肉食女子を集めて「肉限定の持ち寄り忘年会」を企画している記者、この2品にトライすることにしました! ちょっと軽めの赤がいいかな?

お肉をこよなく愛する長田先生は、名古屋の老舗のお肉屋さん「肉のスギモト」で、ドライエイジングビーフのおいしい焼き方、凍ったまま作れる冷凍ハンバーグの焼き方などを動画でご紹介しています。これは参考になる!

これから、猟のシーズンに入りますね! 長田先生、次回は猟師飯も教えてくださーい!

協力=長田絢 オフィシャルブログ「”食”のヒト・モノ・コトをツナグ」
執筆=綾部 綾 (c)Pouch