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もしある日突然、これまで住み慣れた我が家が消えてなくなってしまったら……?

いったい家はどこへ行っちゃったの? 誰がこんなことしたの? これからどうやって生きてけばいいの? そんな思いが頭の中をぐるぐるとめぐり、もう呆然としちゃいますよね。

それと同じ事態に遭遇したコアラをとらえた画像が現在、Twitterで話題となっています。木が1本も見当たらない荒れ果てた大地にひとりぼっち(一匹ぼっち?)でたたずむコアラ……これ、あまりにせつなすぎるーーーっ!!

【激減するコアラ】

コアラといえば、オーストラリアのシンボル的な動物。しかし近年、開発や感染、温暖化の影響などでその数は激減しているそう。朝日新聞デジタルによると、かつては1千万頭以上いたとされるのが現在は5万~10万頭(かつての100分の1!)まで減ったとの推定もあるといいます。森林が伐採され、森から離れたコアラが住宅地の公園にあるユーカリの木の上で寝ていることもあるというからよほどのことですね。

【今回の画像に対するTwitterの声】

そうした話を聞くと、今回のコアラの画像もあながち不思議なものではないのかも。画像を見たTwitterユーザーからは
「悲しい気持ちにさせられる」
「オランウータンの同じような画像を見たことがある。金のためにだなんてキチガイじみてる」
「資本主義は短期的な金銭利益のために地球が台無しにされている」
などのツイートがされています。

私たちのコアラのイメージといえば、緑豊かな森でユーカリの木の葉っぱを食べの~んびり寝そべっている……というとても平和的なもの。しかし、現状はなんとも深刻な事態となっているようです。画像のコアラはこのあとどうなったのでしょう? あまりに切ない姿に「これはコラでは!?」なんて思ったりもしますが、投稿元のEarth Picsによると「家が切り倒されてしまったことを見つけたコアラのリアルな写真」とのこと。これからはもしかして、こんなコアラのイメージがスタンダードなものになっていったりして……!?

参照元:Twitter朝日新聞デジタル
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼コラじゃない! 家をなくしたコアラの切ない姿