rikon1

「日本法規情報」株式会社が運営する、「離婚・調停相談サポート」「法律相談窓口案内 熟年離婚・離婚調停」。双方の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、離婚問題に対する意識調査を決行、「離婚に関する調査」について発表しています。

……とはいえ、記者は離婚どころか、結婚すらしていない状態でございます。けれど知っておけば、いずれは参考になるかも? もしもあなたが記者と同じ未婚者であっても、今後のため、一読しておくといいかもよ!

【国民生活白書による “離婚申立理由” をチェック】

と、ここで。同社の調査結果をご覧いただくその前に、まずは国民生活白書による男女別「離婚申立理由」を、ご紹介しておきましょう。

・男性側&女性側、内容の質の違いにご注目
男性側の離婚申立理由として多いのが「性格が合わない」、対して女性側の離婚申立理由はというと「暴力を振るう(DV)」「生活費を渡さない」など。この男女における温度差に、少々面食らってしまうのは、私だけ?

・離婚件数は年々増加傾向に
とはいえ以前と比べると「結婚しても相手に満足できない時は我慢せずに離婚したほうがよい」という考えを持つ人の割合は増加傾向にあり、それに伴い離婚件数も増えているのだとか。このことを踏まえて、「日本法規情報」による調査結果を、それではどうぞご覧下さいませ!

【離婚に至った理由とは?(6102人が回答)】

rikon2

1位:DV(16%)
2位:浮気(14%)
3位:借金(13%)
4位:金銭感覚の違い(12%)
5位:価値観の違い(10%)
6位:人生観の違い(8%)
7位:夫婦の会話がない/モラハラ(7%)
8位:子育てに関する考え方の違い(6%)
9位:家事に協力的でない(5%)

【離婚後起きたトラブル(3102人が回答)】

rikon3

1位:養育費が支払われない(30%)
2位:慰謝料が支払われない(22%)
3位:子供に会わせてもらえない(20%)
4位:進学等の理由養育費を増額して欲しいが応じてくれない(18%)
5位:離婚後も付きまとわれて困っている(8%)
6位:離婚後の相手の両親との付き合い方で困っている(2%)

【離婚に至る理由は多様化している!】

ふむ……結果を見るにまず驚くのは、「離婚に至った理由」の多様化。順位こそついているものの、数字を見るとすべてが僅差なのよね。どの理由も一緒に生活していく上で大切な要素なので、お別れすることを決意したくなるお気持ちは、わからなくもありません。

【離婚後のトラブルは圧倒的に “子供に関すること” が多い】

一方「離婚後のトラブル」に関してですが、こちらは先ほどの調査結果とは異なり、「2人の問題」ではなく「子供に関すること」に重きを置いているものが多いみたい。特にお金に関することは、子供の将来を左右しかねない重要な問題。離婚は致し方ないとしても、親である以上は子供のことを最優先に思って、行動してほしいものですよね……。

今や離婚は珍しくないことですが、できることなら避けたい事案です。既婚者である方はもちろん、未婚者の方々もぜひ、参考にしてみてくださいね~。

参照元:日本法規情報株式会社 離婚・調停相談サポート 法律相談窓口案内 熟年離婚・離婚調停 PR TIMES
執筆=田端あんじ (c)Pouch