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京都左京区、長らく白川通りの名物店として愛されてきた、「ガケ書房」。車が外壁からにゅっと飛び出している、摩訶不思議なオブジェが目印です。

書籍に古書、雑貨、CD など幅広く取り扱う同店は、2004年2月13日の金曜日に創業。以来、京都のみならず全国から音楽・映画・写真・演劇などのカルチャーを愛する人々が集う場所として、その名を知らしめてきたのですが…….。

「ガケ書房」ホームページによれば、なんと同店、2015年2月13日金曜日を持って、移転してしまうとのこと(また2月13日の金曜日ってとこがスゴイ)! それと同時に名前も「ホホホ座」に改名、新たなスタートは3月頃を予定しているんですって。

【新店舗となる場所は浄土寺 “ハイネストビル” 】

新店舗となる場所は、現在「ガケ書房」がある北白川から浄土寺エリア方面へまーーーっすぐ進んだところにある、ハイネストビル。ちょうど、銀閣寺や法然院、南禅寺や平安神宮など有名観光地へ行くための、クロスポイントになっているみたい。

【1階は新刊&2階は古書、という区分けになるらしい】

また「ホホホ座」ホームページを見ると、同店1階が新刊を中心に扱う元「ガケ書房」、2階が古書を扱う元「コトバヨネット」、といった構成になる予定とのこと。ちなみに「コトバヨネット」とは古書や生活雑貨を取り扱うお店で、ガケ書房とは別のお店。要は、2店がひとつのお店「ホホホ座」になる、ってことのようです。

【今後に超期待してます】

ベストセラー本もミニコミ誌も、ホチキスで留めただけの自作本も、横1列に並べられる。おもしろければなんでもOKな品揃えの「ガケ書房」と、やはりセンスの光るチョイスでファンの多かった「コトバヨネット」。双方のタッグが今後、一体どのような発展を遂げるのか……とっても気になりますよねぇ!

【移転日は終日、さよならイベントを行う予定なんだって!】

ちなみに移転日の2月13日には、開店時間の昼12時から閉店の夜22時まで、終日ラストイベント「ByeBye ガケ書房、Hello ホホホ座」が開かれる模様。5年ほど前、ガケ書房店主が京都で活躍する音楽家について書いたミニエッセイ集、「京都の音楽家案内」。こちらに登場した音楽家たちが、順番にフリーライブを行うのだそうです。

当日は入場無料、観覧&買い物自由とのこと。同店にゆかりがあるという方はもちろん、たった今興味を持ったというあなたもぜひ、「ガケ書房」の最期のときを目撃すべく、足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元:ガケ書房 ガケ書房ツイッター ホホホ座
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼味わい深い「ガケ書房」現店舗がなくなってしまうのは、ちょっぴり寂しいけどね

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▼店内で飼われている亀たちも同店の名物♪

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▼通称「ガケ車」も、2月で見納め

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▼「ホホホ座」オープン、楽しみにしています!