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最近、ハマっている鍋はありますか? 筆者の出身地、石川県で圧倒的な人気を誇る鍋といえば「とり野菜鍋」。それは巷でどんな鍋が流行ろうとも、石川県民が愛してやまない冬の定番。

それなのにきりたんぽ鍋など、他のご当地鍋に比べて認知度が低すぎ! ここまで読んだ方もきっと「鶏肉の鍋でしょ?」って間違って認識してるし! そんなわけで今回は、家庭でちゃっちゃと作れて激ウマな「とり野菜鍋」をご紹介しますね。

【鍋の味をキメる「とり野菜みそ」】

まず「とり野菜鍋」に必須なのは、「とり野菜みそ」。もともと地元の飲食店「まつや」が考案した同メニューを、家庭でも味わえるようにと売り出した調味みそです。基本のみそにガーリックパウダーや魚介エキスを合わせたもので、これが鍋の味わいをキメてくれます。
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【鶏肉を使うとは限らない】

ちなみに名前の“とり”は、野菜や栄養を“とる”という意味からきているので、実際使う肉は鶏肉とは限りません。豚肉でもいいし、海鮮でもおいしくできますよ~。

【材料&作り方】

<材料(3~4人分)>

・とり野菜みそ 1袋
・水 450~500cc
・好みの肉 約300グラム
・白菜やにんじんなどの野菜 約600グラム

作り方は超カンタン。鍋にみそと水を溶かし、用意した肉と野菜を入れて火にかけるだけ。全体に火が通ったらもう完成です!
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とり野菜みその独特の甘みや深いコクが野菜にしみて、たまらない美味しさ。七味をかけてもオッケーです。
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【シメのうどんも絶品】

そして忘れてならないのが、鍋のシメにいれるうどん! 煮込むと味噌がこってりとうどんにからんで絶品なんです。筆者はこのうどんを味わいたいがために鍋を作ることもあるほどです。
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「とり野菜鍋」を作るには、とにもかくにも「とり野菜みそ」を入手するのが必須。「まつや」のオンラインショップをはじめ、銀座にある石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」などでも取り扱っています。筆者はKALDI(カルディ)でも見かけたことがあるので、意外にみなさんのお住いの近くでも見つかるかも。

「最近ウチの鍋、マンネリなのよね」という方はぜひ、トライしてみてくださいませ~!

参照元:まつや
画像・執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch