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ホカホカ湯気の立ちこめる、炊きたてのご飯。あったかご飯の香りは、米好きにはたまりません! 

さて、毎日の食卓に欠かせないご飯、みなさんは何を使って炊いていますか? 記者(わたし)は炊飯器を持ち合わせていないので、いつもフライパンまたは手鍋を使っています。人に話すと「えっ!? それでもフードライター?」と驚かれるけれど、炊飯器を使わなくてもお米はおいしく炊けるのです。

フライパンだからって侮っちゃいけません。土鍋で炊くお米が美味しく感じるように、ガス炊きは本当にウマい!

冷凍ご飯を切らしている時や、炊きたてご飯が無性に食べたくなったときにオススメの「フライパンご飯」の炊き方をお伝えしましょう。 

【材料】
国産白米…炊きたい分量
水…お米に対して1.2倍程度

【炊き方】
いつも通りに研いだお米をフライパンに移し、水を注いでフタをします。30分以上浸水させるようにしましょう。

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フライパンを強火にかけ、沸騰したら弱火にします。加熱時間は強火にかけるところから数えて、12分間が目安です。
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12分経ったら火を止めて10〜15分ほど蒸らせば、ふっくらご飯のできあがり!

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※水の分量はお米の種類や原産地などにより異なります。例えば玄米であれば水分の量は1.5〜2倍、パラッと仕上げたいタイ米なら、米と水分は同量に。

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■早炊きだってできちゃう!

「浸水に30分も待っていられない」というせっかちな人は、水の代わりに50℃ぐらいに温めたお湯を使ってみてください。こうすることで、浸水時間を10〜15分に短縮できますよ。

高機能の電気釜がないフランスの片田舎で暮らす記者にとって、フライパン炊きはもはや毎日の日課となっているぐらい、便利な調理方法です。

例えば炊飯器のタイマーをセットしていたのにスイッチが入っていなかった場合や、キャンピングの飯ごう代わりに、覚えておくと重宝しますよ!

料理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch