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「3日間お金が使えない」「出演者なし」など、謎のルールがある野外フェスとして知られる「バーニングジャパン」。昨年の開催時は当サイトでも取り上げ、大きな反響がありました。厳密かつ、ユニークなルールがあることで知られる同フェスですが、昨年に引き続き、今年も9月に開催予定の予定です。

同フェスが誕生するきっかけとなったのは、米ネバダ州ブラック・ロック・シティで毎年開催されており、同国では最大規模の野外フェスティバルである「バーニング・マン」。その模様を10名のカメラマンがとらえた写真展「THE MAN」が、4月14日(火)から19日(日)までの6日間、東京・新宿区「ギャラリー新宿座」にて開催されます。

【「バーニング・マン」の写真展では、過去最大規模】

「バーニング・マン」を撮影した写真展として、日本では過去最大規模となる今回の展示。フェスを運営する「バーニング・マン参加キャンプ Camp Nuclear Disaster」は、イベントページにおいて、次のようなコメントを発表しています。

「バーニング・マンの魅力を知るには実際に参加することが1番ですが、この写真展を通じて、写真家達が砂漠で体験したことの一端でも伝われば嬉しく思います」

【フェス会場は、北米最大級の砂漠】

運営サイドのコメントからわかるとおり、「バーニング・マン」の会場となっているのは、砂漠。しかも北米最大級の砂漠、ブラック・ロック・デザートなのです。

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【過酷な砂漠の天候の元、なんのインフラもなし】

砂漠の強い日差しや雨風、砂嵐を避ける建物もなければ、インフラもなし。食べ物を売る店もない。そのうえ、夜になれば、真夏のような暑さの昼間とは打って変わって、一気に冬を思わせる寒さに包まれます。

【不自由さの中でのみ、得ることができる “自由” 】

乾き、寒さ、熱さ。砂塵、豪雨、そして雷鳴。不自由さの中でのみ得ることができる自由、文明から離れた劣悪な環境の中で見出す、今まで知らなかった自分の姿。他では決してできない体験が待っている……それが「バーニング・マン」の醍醐味なのです。

【世界中のフェスラバーが憧れる「バーニング・マン」を体感しよう】

そんな同フェスティバルの様子を垣間見ることができる写真展。入場料は500円で、金額に応じてギフトプレゼントがもらえる「チケット + 寄付」スタイルの料金は、それぞれ1000円・2500円・10000円 となっています。

【収益は、同フェス関連活動へ寄付されます】

大規模なフェスである「バーニング・マン」ですが、これは非営利のプロジェクト。活動を通して得た全てを、コミュニティに還元することが、基本的な姿勢です。

今回の写真展においても、フェスの精神に基づいて開催されるため、同展示においての収益は「バーニング・マン」の関連活動に寄付されるとのこと。活動の利益すべてが還元される……その理念からもまた「バーニング・マン」とは何たるかを体感することができます。

見ごたえ満点の展覧会「THE MAN」、あなたもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

参照元: THE MAN
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼1度でいいから行ってみたいわ……▼
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