main

育児に積極的に参加してくれる男性という意味の「イクメン」という言葉は、日本の社会にかなり浸透してきているようです。

でも実際にイクメンになりたい人ってどの位いるのでしょうか。本日は、マッチアラーム株式会社が行った「イクメン」に関するアンケート調査の結果をご紹介します。

【20代と30代の独身男性が調査対象】

調査は、2015年4月7日から4月8日にかけて、20代と30代の独身男性1,756名を対象に行われました。

【87.4%がイクメン希望】

質問内容はズバリ「あなたはイクメン(積極的に子育てをする男性)になりたいですか?」。なんと87.4%が「はい」と回答しています。9割近い数字です。

【「はい」の理由】

「はい」と回答した人の理由は、「奥さんの負担を少しでも減らしてあげたいから」「子どもが可愛いし、奥さんだけに負担を掛けるわけにはいかないから」という奥さんのためにというものや、「子供が好きだから」「子供の成長の瞬間を見逃したくないから」「学ぶことが多く自分が成長出来るから」という、子育てに対する積極的な意思を感じられるものまで様々。

【「いいえ」の理由】

一方「いいえ」と回答した人の理由は、「仕事に集中したい」「仕事を優先したいので家庭は女性に任せたい」「仕事も頑張りたいので!」「役割分担があると思うので」と、「自分は仕事、育児は奥さん」と分業を意識する意見が多かったようです。

【若い方がイクメン傾向】

また、回答者を年代別に分けると、20歳から24歳では「はい」と回答した人が89.1%だったのに対し、35歳から39歳では84.5%となっており、若い年代の方が、イクメン思考が高いことが分かります。

sub1

【希望と現実は違う】

ただし、イクメンになりたいと思っている男性が実際に結婚したときにイクメンになるかどうかはまた別の話。今イクメン希望の男性が実際にイクメンになるのか、またイクメンになりたくないと思っている人が本当にイクメンにならないのか、その辺りに関する今後の調査が待たれるところです。

参照元=マッチアラームPRTIMES
執筆=南野バンビ (c)Pouch