スクリーンショット 2015-05-15 16.25.11

今や日常的に見られるようになった、レストランで料理を撮影するお客さんの姿。「ステキな料理を見たら写真を撮ってfacebookにアップしないと!!」と若干強迫観念に振り回され気味の人もいますが、楽しい体験を記録しておきたいという気持ちはとっても共感できます。

というわけで本日海外サイト「EATER」からご紹介するのは、料理を上手に撮影したい人たちのために開発されたスマホ撮影用の皿。確かに撮影は上手にできそうなのですが…..

【全ての方向からの撮影を可能にする360°】

360°と名付けられた皿は回転式で、皿の下には横に伸びる台座が取り付けられており、台座の先端にスマートフォンを設置すると、全ての方向から安定した状態で料理を撮影できるようになっています。
スクリーンショット 2015-05-15 14.18.09

【煩雑な背景が映り込まないLIMBO】

また、皿の奥が壁のようにカーブしているLIMBOというデザインの皿は、手前部分にスマートフォンを設置して料理を撮影すると、奥の壁のような部分が自然な背景となり、後ろを気にせずに料理写真を撮影できるというもの。
スクリーンショット 2015-05-15 14.18.22

【ネットに寄せられた反応は】

360°とLIMBOを使用した食事会の様子を収めたYouTube動画には、さまざまなコメントが寄せられています。

「これ欲しい。どこで売ってるの?」
「こういうの待ってたの。きれいに撮れそう!!」
「使い勝手が良さそうな、悪そうな…….」
「そこまでして写真撮りたいのか」
「普通に食べようぜ」

360°は横から伸びた台座がせっかくの雰囲気を壊してくれている気がするし、LIMBOはレストランで普通に撮影すると後ろの煩雑な風景が映り込んでしまうというストレスから解放してくれはするけれど、前に座った人との会話を楽しみながら食事をするというのは難しいような。

料理を撮影するということだけに重点を置けば確かに便利な皿たちですが、こんな皿が普及するような時代にはなって欲しくないなぁと思うのは記者だけでしょうか。

参照元=EATERYouTube
執筆=南野バンビ (c)Pouch