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ファミレスのメニューにはカロリーが併記され、スマホのアプリでも簡単に摂取カロリーを調べることができるこのご時世。カロリーを全く気にせず生きている人って相当少ないはず。

そんな中、サッポロビールからショッキングなニュースが飛び込んできました。なんとダイエットに大事なのはカロリーよりも糖質の摂取量を減らすことなのだとか。そして糖質が多く含まれているのは、私たちがヘルシーだと思い込んできたあのメニューたちでした。くぅぅぅ、今まで何をやってきたんだか……

【糖質コントロールが大切】

栗原クリニックの東京・日本橋院長である栗原毅先生によると、ダイエットや肥満防止に重要なのはカロリーよりも糖質コントロールなのだそう。

【春雨や蕎麦も糖質が多いメニューでした】

カロリーを気にして主食を減らし、その分ポテトサラダや春雨を食べてしまうことはありませんか。でもポテトサラダや春雨の原料はイモ。このイモには糖質が多く含まれているため、ポテトサラダや春雨を選択しても、結局多くの糖質を摂取してしまうことになります。

また、糖質と一緒に脂肪を摂取すると糖の吸収を抑えられるため、和菓子よりも、油分の多い洋菓子の方が糖質の摂取を減らせるんですって。トリッキーだなぁ。

さらには、ヘルシーなイメージが定着している蕎麦やフルーツも糖分を多く含むというのだから、春雨スープで空腹を満たし、夕食は蕎麦を食べてダイエットした気分になっていた記者は「なんだかもう何を信じればいいんだか」という気分です。ひどいよ。

【ご飯の量で糖質コントロールできる】

どうしていいか分からなくなった人は、ご飯の量に注目してみましょう。お米は糖質を多く含むので、ご飯の量を控えると効果的にダイエットを行えるようです。

サッポロビール株式会社が栗原監修のもと、全国の20代から60代の男女1,000名を対象に行った調査により、平均すると、1日の食事で男性は角砂糖約15個分、女性は角砂糖約33個分もの糖分を過剰摂取していることが分かりました。

ご飯1膳(大人用普通茶碗に8割盛った量)に含まれる糖質の量は角砂糖13.8個分なので、男性は約ご飯大盛り1膳分、女性は約ご飯2.4膳分を控えると、ちょうど良くなる計算になります。

また、ご飯を食べるときは、1口30回を目安にゆっくりと噛み、野菜、きのこ、海藻などの食物繊維を先に食べてお腹を落ち着かせてから肉や魚を食べ、それからご飯を食べるという順序で食べると、摂取量を控えられるようですよ。

記者が今までカロリー制限してもなかなか痩せられなかったのは、もしかしたら糖分の過剰摂取が原因だったのかも。明日から気をつけてみようかな。

参照元=サッポロビールプレスリリース
画像=ぱくたそ
執筆=南野バンビ (c)Pouch

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