kotatsu

日本が世界に誇れるべき文化といっても過言ではないくらいの発明、コタツ。しかしこちら言うまでもありませんが、冬にしか出番がないアイテムでございます。

でもね、南池袋・東通りにある新刊書店「天狼院書店」には、年中コタツが置いてあるのよ。春夏秋冬、365日、コタツが鎮座。ただし夏はさすがに無理があるので、暑い時期だけは冷やしコタツに様変わりするのですけれども、ね。

【美味しいコーヒーを提供してくれることでも有名】

読書会などさまざまな本のイベントや部活動(!)を実施している同店は、「喫茶店よりも美味しいと評判のコーヒーが飲めるカフェスペースを設けている」「セカンドオフィスとしての利用を推奨している」といった具合に、明らかに他の書店とは異なる方向性で人気を集めている、注目スポット。

【 “コタツ” が名物の書店です】

このように、 “どこよりもくつろぐことができる場所” を提供してくれる本屋さんならではな発想の元、2013年にコタツを導入。ついでに無印良品発 “人をダメにするソファ” こと、「体にフィットするソファ」も設置し好評を得ていたようなのですが、夏を迎えたことをきっかけに撤去。すると同店を訪れたお客さんが次々、このような言葉を口にしたというのです。

「あ、ないんですね」

【 “冷やしコタツ” が生まれた経緯が知りたーい!】

いや、そりゃそうでしょ。と、思わず記者も突っ込んでしまいましたが、今やコタツは同店の名物。ならば置いてしまえと9月を境に再度コタツを設置、苦肉の策で中にサーキュレーター(扇風機)を入れてみたところ……「ナニコレめっちゃ涼しいじゃん! ってかむしろ、冷えすぎて寒いんすけど!」といった結果に。公式サイトによればこの瞬間、名物「冷やしコタツ」が誕生したんですって。

【今年もやってきました、 “冷やしコタツ” の季節!!】

そして2015年5月。同店フェイスブックには、今年もコタツから冷やしコタツにチェンジしたというお知らせが登場。まだ夏というには早いけれど、気候だけならば夏みたいなモンだしね!

【ツイッターの声】

他では絶対に出会うことができないであろう、冷やしコタツ。その驚きのサービスに、「グッドアイディア」「冷やしコタツ欲しい!」「行きたい! 冷え性だから使えないけどw」「このアイデア実現してくれる会社ねぇんすか」といった具合に、ツイッターユ-ザーも続々反応を示している模様です。

その評判を聞いたら体験せずにはいられなくなる、冷やしコタツ。池袋を訪れた際にはぜひとも、足を運んでみたいものですね……!

参照元:天狼院書店 天狼院書店フェイスブック 天狼院書店ツイッター
参考:池袋経済新聞
執筆=田端あんじ (c)Pouch