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「暖かいというよりむしろ暑い!!」と思う日も多い、例年にない暖かさの今年の5月。暑くなると売り上げが伸びると言われているビールとともに、ある意外な商品の売り上げが絶好調のようです。

【正露丸の売り上げが前年比105%に】

それはずばり、国民的下痢止めともいわれる大幸薬品の正露丸。今年の正露丸の売り上げは、昨年対比でなんと105%を記録しているのだとか。でも一体どうしてなのでしょう?
正露丸100粒_箱上縦_箱内容物上

【夏は下痢に注意】

実は、気温が上がると「冷たい物を食べ過ぎてお腹を壊す」という人が増えるため、正露丸の需要が増えるのだそう。例年のデータから、1日の平均気温が23℃を超えると売り上げが5%伸びるということも分かっています。
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他にも暑くなることで、冷房で体が冷えてしまったり、旅行でストレスがたまったり、お祭り気分で暴飲暴食の機会が増えたりと、夏は下痢の要因がたくさん。

【アンケートからも夏は下痢が多いことが判明】

ちなみに同社が今年3月に1200名を対象に行ったアンケート調査からも、下痢が多くなる季節の1位は夏(64%)で、その原因は、冷たい物を摂取したことによる冷え(36%)や、冷房による冷え(27%)が上位を占めることが分かっています。

ということで、例年より気温が高い今年はお腹を壊す人の数も多く、その結果、正露丸の売り上げも伸びているんですって。これからますます暑くなっていきますが、体の冷やしすぎや暴飲暴食には、くれぐれもご注意を。

参照元=大幸薬品プレスリリース
画像=ぱくたそ
執筆=南野バンビ (c)Pouch