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東日本大震災発生から、早4年。今年も東北六魂祭の季節がやってまいりました。

初年度、宮城県・仙台市でテーマに掲げられたのは、「祈」。続く2012年の青森県・盛岡市では「希」、2013年の福島県・福島市では「福」、2014年の山形県・山形市では「起」。

そして今年2015年、5月30日(土)31日(日)に行われる祭りの開催地は、秋田県・秋田市。

【今年のテーマは「輝」】

どこまでも高く立ち上がり、夕闇に輝く竿燈のように、どこまでも伸びていく。東北の希望や実りが感じられる祭りにしたい、との想いを込めて「輝」の一文字がテーマとして掲げられました。

【東北6県の絆を深めるお祭り】

「復興はまだ道半ばであり、震災を語り継ぎ、東北の絆をより一層深めていくためにも、六魂祭の継続は重要な意義があります」

こちらは、公式サイトに寄せられた、東北六魂祭実行委員会会長で秋田市長の穂積志さんのお言葉。

【青森「ねぶたまつり」ら各県を代表する祭りが集結】

「東北の心はひとつ、さらに前へ。」という早期復興への想いを込めて火が灯されるのは、竿燈の提灯。秋田竿燈まつりを筆頭に、青森のねぶたまつりに山形の花笠まつり、岩手のさんさ踊りに仙台の七夕まつり、福島のわらじまつり。以上6つの東北を代表するお祭りが集結し、秋田市内をパレードします。

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【火が灯された竿燈が登場するのは、パレードのラスト!】

なおメインとなる東北六魂祭パレードの開催時間は、30日が16時半から19時20分まで、31日が12時半から14時45分まで。火がともされた竿燈が登場するのは30日、パレードの1番最後とのことですので、お見逃しのないように。

【お楽しみはまだまだあるよ♪】

そのほか東北の「美味しい」が多数集まった「東北うまいもの広場」や、県内25市町村の郷土芸能を楽しむことができる「秋田びじょんまるごと広場」、有名ミュージシャンらが出演する有料復興ライブ「六魂Fes!」など、見どころ・楽しみどころが盛りだくさん。

今週末、お近くの方はもちろん遠方の方も、お時間があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元: 東北六魂祭
執筆=田端あんじ (c)Pouch