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6月6日(土)から7月12日(日)までの、およそ1カ月間。

宮城県にある塩竈市杉村惇美術館にて、岩井俊二監督作品の絵コンテや写真の展示会および映画の上映会「まちと 記憶と 映画館 ~岩井俊二編~ 花とアリスのもうひとつの物語」が開催されます。

【国内初公開となる絵コンテも登場】

国内では初公開、岩井監督による映画「花とアリス」「花とアリス 殺人事件」の絵コンテ作品約30点、さらには映画「リリイ・シュシュのすべて」のスチール写真や、台湾で撮り下ろしたという「花とアリス」写真集からの写真展示。

【映画の上映会&ライブもあるよ~~!】

それに加えて、これら3作品本編の上映会。アーティストSalyuさんと小林武史さんを迎えたライブに、音楽ユニット「ヘクとパスカル」と岩井監督によるライブなどなど盛りだくさん。ファンにはたまらない内容となっているのよね……!

【岩井監督にとってゆかりのある場所】

岩井監督がなぜ、塩竈市にある美術館で、このようなイベントを開催するに至ったのか。それは、監督自身が塩竈パール映画劇場にて、映画館体験を楽しんだことがあるから。

【かつてたくさんの映画館があったという塩竈市】

映画全盛期といわれた昭和30年代、同市内には塩釜大映映画劇場に塩釜パール映画劇場、塩釜日活コリー映画劇場に塩釜松竹映画劇場。ミナト映画劇場(テアトル塩釜)に塩釜東映映画劇場ら、たくさんの映画館がありました。

【プログラムの第1弾として選ばれたのが岩井監督作品】

「まちと 記憶と 映画館」は、そのころの記憶をあつめながら、当時の映画館のような文化的な団らんの場をつくるプログラム。このたび行われる展覧会および上映会は、その第1弾として企画されたんですって。

【「花とアリス」主演コンビのすさまじい可愛さを目撃せよ】

どこかノスタルジックな映画の世界観と、プログラムの主旨、町の景色や雰囲気が見事にマッチ。岩井作品にどっぷり浸ることができそうな1カ月は、贅沢にして至福のとき……。個人的には「花とアリス」主演、蒼井優さんと鈴木杏さんの天使を思わせる圧倒的な可愛らしさを大スクリーンで堪能できる、これだけでもう十分行く価値があると思います、ハイ。

【詳細は公式サイトをチェック♪】

なお、展覧会は毎週月曜の休館日以外毎日開催されておりますが、映画の上映やライブに関しては、それぞれ開催日が異なる模様。詳細を知りたい方はいますぐ、塩竈市杉村惇美術館公式サイトおよび公式フェイスブックをチェックしてみてくださいね。

参照元: 塩竈市杉村惇美術館 塩竈市杉村惇美術館フェイスブック
執筆=田端あんじ (c)Pouch