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日本でも屈指の人気を誇る大分県の由布院温泉。おしゃれな雑貨屋さんやギャラリーも多く、女性の皆さんなら「一度は訪れてみたい!」と思っている人も多いのでは?

そんな由布院にある小さなカフェ「クリークス」で作っているのがジャズ羊羹」なるスイーツ。これ、見た目は小さなピアノそのもの! 鍵盤部分を押したら美しい音が鳴るんじゃないか……なんて思っちゃうほどに。

あまりに可愛らしくて、このたびお取り寄せしちゃいましたよー!

【ジャズに合う和菓子】

由布院は温泉という「和」のイメージをベースに持ちながらも、モダンなデザインのカフェや旅館など「洋」のテイストがうまく溶け込んでいる場所。そこで「クリークス」ではある日、「ジャズに合う和菓子があるといいのに」との思いがよぎったといいます。お店のホームページには

ベースは和でありながらも、洋の持つ軽やかさを併せもった気の利いたスイーツがあるといいのに、ということだったんだろうといまにして思います。

と書かれており、こうして生まれたのが「ジャズ羊羹」だったというわけです。

【黒糖といちじくで洋風に】

さて、さっそく私(記者)もジャズ羊羹をいただいてみたのですが、もちろん羊羹ではあるのですが、ちゃーんと洋風! 新鮮な味わいなのに違和感はなし。正直、私は餡がふんだんに入った和菓子は甘すぎて苦手なのですが、こちらの羊羹は食べやすい! 沖縄県産の黒糖を使っているそうで、甘みがまろやかな感じがします。2種類のドライいちじくも素朴な甘さとプチプチした食感が楽しめて、素敵なアクセントになっています。

【合わせるならコーヒーを】

せっかく「ジャズ羊羹」と名前がついているのだから、合わせるならぜひともコーヒーを。今回、私も濃い目のコーヒーを用意しましたが、うん、合わせるなら日本茶じゃなくてぜったいコーヒー! また、羊羹に入っているドライいちじくはワインに一昼夜浸したもののため、ワインとの相性も抜群。シャンパンやブランデーなどの洋酒といただくもよさそう。
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【あたたかみのある鍵盤デザイン】

「ジャズ羊羹」のもうひとつ大きな特徴は、なんといってもそのデザイン! ピアノの鍵盤型の羊羹なんて他ではぜったいお目にかかれないでしょう。これは和菓子職人が「刷り込み」と呼ばれる伝統技法を使ってひとつひとつ手作りで仕上げているそう。鍵盤の線にあたたかみを感じるのは手作りだから、なんですね。

おうちでジャズを聴きながら、コーヒーやワインやとともに優雅なひとときを。自分のためではなく、音楽好きな方へのプレゼントにしても喜ばれそう。ジャズ羊羹は1棹2160円(税込)、「クリークス」のホームページから購入可能です。

参照元:クリークス「ジャズ羊羹」
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼黒い箱に赤い留めゴム……パッケージも可愛い!

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▼これ、羊羹なんですよ!?

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▼弾く真似とかしてみたり

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▼切った姿も可愛らしい。中にはドライいちじくが入ってます

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