kimono

古くから我が国で親しまれ、近年では日本における「民族服」として世界に認識されている、きもの。

ですが現代、多くのひとにとってはあまり馴染みのない服装であることもまた事実。「1年に1度も着ない」「そもそも着方を知らない」といった方も、少なくないのではないでしょうか。

そんな昨今、経済産業省が、職員に和装出勤を促す「きものの日」の導入を検討していることが明らかに。

【スーツの代わりにきもので出勤】

産経ニュースの記事によれば、「国内和装産業の振興を図るため、スーツの代わりにきもので出勤できる雰囲気をつくるのが狙い」らしいのですが、個人的には街やオフィスが華やかな雰囲気になる予感がするので、気持ちとしては賛成寄り。

【改善が必要な点もきっと、たくさんあるよね】

しかしながら同時に、たとえ1年に1日だけとはいえ、「着慣れていないので支度に手間取る」など、あらかじめ改善しておくべきが点も多々あると思うのよね。

きもの好きの記者の友人曰く「駅や街中の導線がきもの向けに作られていないから移動がキツイ」そうだし、通勤ラッシュの時間帯ともなればさらにしんどくなるのは、目に見えているわけで。だから実行する日も、きちんと選ばなければいけないわけで。

【ツイッターの声】

なお同サイトによると、夏場に開催する際には浴衣での出勤も認めるほか、早ければ来年度から(!)「きものの日」が実施されるとのこと。思うよりも早くその日がやってきそうなこの日を、ツイッターユーザーのみなさまは果たして、どう思っているんでしょ?

「おお~! いいですな~」
「和服きてお仕事できたら面白いのに、と思っていたら、タイムリーな情報が」
「楽しみです」
「普段和装で生活してない人間のアイデア」
「着付けがハードル。自分で着られるようになる機会を社会人からではなく、まずは教育機関が今以上に作って推奨していかないと……」
「『国内産業振興』と言うならまず経産省の人間が自腹で一式そろえてくれ」
「着物にも廉価な物と高級品、普段着とよそ行きがある。着物でも働く事は可能」
「着物が日常着から淘汰された理由の検討なしに、懐古趣味的に『日常着としての復活』を言うのはあまりに無計画だろう」
「無理だよ~。このために1人1着着物買わされて朝から着付け? な経産省職員気の毒すぎ」

【賛成派と反対派、ほぼ半々】

ふおお、見事なまでに賛否両論まっぷたつ……! ちなみに記者が首を大きく縦にブンブン振ってしまったのは、次の声でした。

「自分の魅力を再発見する選択肢の1つとして和装『きものの日』はありだと思う。ま、着る人は着るし、着ない人は着ないわね。あと、歳とってくると洋装を選ぶ人が増えるっていうのが、どうしてかっていうのを考えることも大切だと思うのよね。」

このように、プラスの面もあれば、考慮しておくべきマイナス面もある。はてさて「きものの日」、今後スムーズに実行の日まで辿りつけるのでしょうか。今後の展開が大いに気になるところですっ。

参照元:産経ニュース
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch