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6月22日(月)から7月7日(火)七夕の日までの期間、東京駅「グランスタ」内の銀の鈴広場に、「東海道五十三次」で知られる浮世絵師・歌川広重の「市中繁栄七夕祭」をイメージした館内装飾が登場。道行く人々の視線をひとり占めしている模様です。

【江戸の七夕を描いた1枚】

幕末に人気を博した歌川広重、彼による最晩年の連作が「名所江戸百景」。高さ約2.4m、幅約4.8mの作品中に収録された「市中繁栄七夕祭」には、当時の五節句のうちで最も重要な年中行事とされていた「七夕祭」に現れる江戸の街の繁栄ぶり、そしてその様子を見守る富士山が描かれており、非常に華やか。

七夕の笹飾りには、鯛やスイカの飾り(!)などがぶら下がっており、当時の江戸文化を垣間見ることができる貴重な1枚となっています。

【現代風にちょっぴりアレンジしています】

江戸時代、東京駅周辺で見ることができた七夕の風景を、2015年の東京駅で観賞することができるとは、なんとも粋な計らい。「浮世絵に描かれた富士山のように、東京の繁栄を見守りたい」という想いのもと、オリジナル作品に描かれている富士山を東京駅に置きかえてデザイン。そういった点にもぜひ、注目していただきたいところです。

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【短冊をつるす “笹” が登場するよ~~】

また、七夕にちなんで、願いを書いた短冊をつるすことができる3本の笹が設置されるのだそう。笹と短冊は、展示期間が終了後に、縁結びの神として知られる「東京大神宮」に奉納されるようなので、こちらに参加してみるのもいいかも!

【七夕スイーツが揃う期間限定フェアも合わせてチェック☆】

さらに、「グランスタ」および東京駅改札内1階「グランスタダイニング」や「セントラルストリート」では「東京駅エキナカ 七夕フェア」を開催。天の川や織姫、彦星などをモチーフとした期間限定の七夕スイーツが各店で楽しめるらしく、こちらも見逃せませんっ!

【誰もが知ってるあの老舗店も参加しているよ】

中でも注目したいのは、創業100年を超える老舗の2店舗から登場する期間限定商品。1つは、京橋千疋屋の「七夕☆ゼリー」 (626 円)。こちらは1日100個限定なのだそう。

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そして人形町にある名店・三原堂本店から、7月3日(金)から発売される「七夕上生菓子」 (760 円)も見逃せません。

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【この時期にしか出会えない味をご賞味あれ】

どちらも夢のように美しく、お土産にしたら喜ばれることウケアイ。七夕一色に染まった東京駅を堪能するべく、お近くの方はふらりと、足を運んでみてはいかがでしょうか?

参照元:株式会社 鉄道会館 プレスリリース、グランスタ
参考:東京駅/グランスタ/鉄道会館 公式Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「ミルキーウェイ」(1944 円)/グランスタ内「フォルマ」

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▼「七夕オペラ」(1944 円)/グランスタ内「ダロワイヨ」

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▼「七夕えびせんべい3袋入」(648 円)/セントラルストリート「桂新堂」

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▼「おりひこ」(258 円)/グランスタ内「銀座 甘楽」

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▼「七夕コロコロ」(各432 円)/グランスタ内「ワッフル・ケーキの店 R.L」

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