b

男性とお付き合いするかどうかを決める際、血液型を気にしてしまう。それで答えを出すことはないけれど、参考程度にはする。そういった方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

正直に言うと、記者(私)はこの傾向、あります。というのも、血液型からわかる性格・性質判断は、統計学によるものだと思っているから。それに身をもって実感したことが何度もあるから。……もちろん、「全員が全員当てはまるということはない」ということも、認識しているつもりです。

でもね……世の中には「ブラハラ」、すなわちブラッドタイプハラスメントなる言葉があるらしいのですよ。みなさん、ご存知でした?

【「ブラハラ」ってなあに?】

ブラハラとは、血液型によって相手を判断し偏見を持ち、不平等な対応をする行為を指す言葉。

【認知度は2割程度】

無料で届くフォトカレンダーアプリ「Famm(ファム)」を運営する株式会社Timersが、男女649名を対象に行った「ブラハラに関する意識調査」によれば、ブラハラというワードを知っていると答えた人は、全体の20%程度

【ブラハラ経験者はおよそ4割】

また、ブラハラのような経験をしたことがあるかという質問に「かなりある・ある・どちらかというとある」といった回答をした人の合計は39.6%と、約40%の男女が「ブラハラ」を経験していることが判明しました。

【「血液型性格判断は当たってる?」→85%が「はい」】

しかしながら、「血液型による性格分類や診断は当たっていると思うか」という質問に対しては、約85%の人が「当たっている・一部当たっている」と回答。ここから、日本における血液型による性格分類・診断は、広く深く浸透していることがよくわかります。

【みんなの本音】

・約40%の男女が「結婚をするなら○○型の相性がいい」と回答
・結婚する前に相手の血液型を気にした、という女性は約30%
・約15%の男女が、「結婚相手の両親の血液型も意識する」と回答
・約10%が子どもの血液型に応じて育て方を変える、という驚きの結果も

これらは、今回のアンケートによって判明したみんなの本音。恋愛においてはもちろん、結婚や子育てにおいても気にするという方が、案外いらっしゃるのね。

【兄弟・姉妹構成を参考にするという人も】

一方で、血液型のみならず兄弟または姉妹の構成を性格判断の参考にする方々も、一定数存在するみたい。

アンケートによれば、約30%が「兄弟・姉妹の構成によっての偏見を持っている」と回答。「兄弟構成ハラスメントを経験したことがある」と答えた人も、約30%にのぼることがわかっています。 

【「相手の本質を知る前の判断材料にする」……これには反対!】

ブラハラの定義にあるように、その人の本質を知ろうともせずに血液型だけで判断、「不平等な対応」をするというのは、もちろん大反対。

そして「血液型のみ」「兄弟・姉妹構成のみ」で判断するのも違うと思う。これが記者個人の考えです。

【記者の友人の話】

ですが記者の友人に、 “夜の蝶” として働いていたおよそ20年の間、完全に個人的な興味で、お客さんを対象に「血液型×兄弟・姉妹構成(年齢差など育った環境により判断は異なるらしい)」で統計をとりまくっていたという女性がおりまして。そのうちお客さんのみならず、周囲の人々を見る際にもそのあたりに着目するようになったらしく、集まったデータは、それはそれは膨大なものになったのだそうで。

【彼女の分析を参考にしています……】

彼女の分析がまあ、的確なんですわ。この分析を踏まえたうえで付き合いに臨むと、相手の機微に対していちいち戸惑うことがなくて済むといいますか……。とにもかくにも彼女と出会ったことをきっかけに、記者は血液型および兄弟・姉妹構成による “彼女流・性格判断” を、参考にするようになったのよね。

【偏見の押しつけ&決めつけはダメ!】

繰り返しますが、むろん、この定義に当てはまらない方もたくさんいらっしゃいます。だから偏見を押しつけて「あなたはこうだよね」と決めつけ、相手を不快にさせるのはよろしくない。それにそういった思い込みを持つことで、せっかくの出会いを台無しにしてしまう可能性も、ある。

【みんなはどう思う?】

ひとつの考えにハマりすぎるとこのような傾向を招きかねないと思うのですが、参考にする程度ならば、あらゆる人づきあいにおいて役に立つ。記者は実感としてこう認識しているのですが、さて、みなさんはいかがでしょうか。

参照元:株式会社Timers プレスリリース、Famm
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch

b1
b2
b3