ikemen

街で、偶然見かけたイケメン。

知っているのはその、鮮烈なビジュアルだけ。性格はおろか、名前だって知らない。だけどあなたを見かけたその日から、胸の高鳴りを抑えきれないの……!

……といった具合に、道端でフォーリンラブしてしまったのは、上海に住む女性の「@大鲨鱼 1913」さん。海外サイト「shanghaiis」および「douban.com」によれば、なんとこの方、大胆にも中国版ツイッター「微博(Weibo)」に、こっそり撮影した彼の写真を掲載(!)。イケメン捜索に乗り出したらしいのですっ。

【露店で見つけたのは、絵に描いたようなイケメンでした】

携帯電話のスクリーンプロテクターを交換しようと、地下鉄の西南京路(ナンジンシールー)駅付近にある露店を訪れたのが、恋に落ちたそもそものきっかけ。

【話したいけど、話しかけられない……】

こちらで店を営んでいた男性を目にした瞬間、すぐさま心を撃ち抜かれた女性。だけど、周囲にはたくさんの人がいる。その中で彼に話しかけることをためらってしまった彼女は、「ありがとう」を言うのが精いっぱいだった模様。

【写真だけはちゃっかりゲット】

写真撮影だけはしっかり行ったものの、彼についてはなにも知らない。だけど、なにもできない。女性はトボトボ、そのまま帰路についたそうなのですが……。

【後悔しても、時すでに遅し】

家について写真を見返しているうちに、ふつふつと湧いてきた、後悔の念。「今からでも遅くない、戻って連絡先を聞こう!」そう決心した彼女でしたが、時すでに遅し。着いた頃には店は撤収してしまった後、その姿はどこにも見当たらなかったのだそうです。

【しかし彼女はあきらめなかった!!】

普通ならばここであきらめてしまうか、あるいは後日、再び店があった場所を訪れるか、そのどちらかですよね。しかし彼女は、SNSで拡散するという大勝負に打って出たわけです。「勇気をふりしぼった」うえの行動らしいけど……正直イケメンの身になって考えてみると、迷惑なんじゃ……。そう思うのって、記者(私)だけでしょうか!?

【ネットの声】

「かっこいい!」
「こんなにイケメンなのに、なんで道でスクリーン貼ってるの!」
「この顔で食べていけそう」
「むしろ顔を活かした仕事をすべき」
「いけない、よだれが……」
「めっちゃタイプ」
「彼の手も素敵」
「ここに行く!」
「いや、彼は私のものだってば」

【お祭り騒ぎ状態です】

このように、イケメンの写真を目にした中国ネットユーザーのみなさまも、彼の風貌を大絶賛。一方で、「縁がありますように。幸運を祈っています」といった、温かい励ましコメントもちらほら。なんだかお祭り騒ぎ状態になっちゃっているようね。いや別にいいんだけど、イケメンの身になってみるとこの状況、やっぱり複雑……。

果たしてイケメンは無事、見つかるのでしょうか。そして念願の対面を果たすことができるのでしょうか。今後の展開に、要注目ですねっ!

参照元:Weibo shanghaiist douban.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch