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美術館に設置されていたのは、陶製の彫刻

神妙な表情を浮かべた男性の頭部から放たれるオーラは、どことなく異様。しかし同時に、興味をそそられるものがあります。ガラスケースの中に置くという厳重さもまた、特別感を醸し出していると言いますか、ね。

【目を見つめてはいけません】

彫刻の前には、次のような注意書きが。

「目を覗きこむな!(DO NOT LOOK INTO THE EYES!)」

【余計に見たくなっちゃうよねぇ】

……そう言われると覗きたくなるのが、人間の性というもの。しかし定められたルールを守らなかったものには、「厳しい罰」が、待ち受けているのであります。

【水が飛び出してきたーーー!!】

好奇心に抗えず彫刻の瞳を見つめたその瞬間、目からビーーーム!……じゃなくって、水が、勢いよく飛び出してきたではありませんか!!

【ナイスリアクションです】

驚きのあまりひっくり返る者、叫び声を上げる者、そして笑いだす者。彫刻がガラスの箱に入っていたのは、厳重な警備によるものではなくて、水を直接、客たちにひっかけないためだったのねぇ。それにしてもみなさま、いいリアクション!

【これぞインタラクティブアート】

この彫刻は、2011年、ノルウェーのアーティストErik Piroltさんによって制作されたものだそう。誰もが予想し得ない展開に腰が抜けそうになるインタラクティブアート、人間の心理を巧みに利用した、非常に興味深い作品ですね。

参照元:YouTube(erikpirolt)
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼間にガラスがあって本当によかった!