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床に転がるトイレットペーパーと、そこへジワリジワリと近づいてゆく、ロボット掃除機。

このロボ掃除機さんの吸引力をもってすれば、トイレットペーパーはみるみるか細くなり、最終的には “芯” だけの姿になってしまうことは確実。「ああどうしましょう……」とハラハラ見つめていたところ、この窮地を身を呈して救った者が! 

よく見るとその正体は、牛乳パック。「あなたは誰?」、驚いたトイレットペーパーがこう尋ねると返ってきた答えは……「私はキミの父親だ」!?

【危機を救ってくれたのは “資源” でした】

本日みなさまにご覧いただくのは、日本の環境省にあたる韓国環境部の公式チャンネルが動画サイトYouTubeにて公開している「リサイクル促進」キャンペーン動画、「I’m your father」シリーズ。

ただいまご紹介したのはそのひとつ。「私はキミの父親だ」という言葉にはどうやら、牛乳パックをリサイクルした姿がトイレットペーパーだった、という意味が込められているようです。

なるほど、わかりやすい! そしてこの発想、抜群にセンスが良い……!

【さまざまなリサイクル例を「子供 × 父」で表現】

同部はこのほかにも、「車 × 空き缶」「アヒルのおもちゃ × ストロー」「マネキン × ビニール袋」という組み合わせを「子供 × 父」という設定で表現、CMに採用しています。

【父の愛にジーン】

その内容はどれもこれも秀逸、体を張って我が子を救う姿がだんだん、本当の父親のように見えてくるから不思議なのよね。父である側、空き缶やビニール袋が “ボロボロ” なところも切なくって、そんな状態で助けに来てくれたということに、なんだかジーンときちゃう……。

【リサイクルの仕組みを楽しく学べます♪】

製品化されたモノの危機に、そのモノの原料となった資源が助けにくる。この、センスがキラリと光るシンプル演出のおかげで、リサイクルの仕組みもよくわかる。

それでは大変お待たせいたしました。ありとあらゆるバージョンを観たくなる「I’m your father」シリーズを、じっくりたっぷり、お楽しみくださいませ~!

参照元:YouTube(韓国環境部)
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「トイレットペーパー×牛乳パック」

▼「車×空き缶」

▼「アヒルのおもちゃ×ストロー」

▼「マネキン×ビニール袋」/ちなみに記者(私)はコレが1番好きです