kuruma
延々続く、大渋滞。信号もなかなか変わらないし、変わったと思ったらまたあっという間に、赤信号で足止め。あ~、イライラ。イライライライライライラ。ストレスが溜まりすぎて、もうどうしたらいいのおおおおお!!!

車を運転されるみなさまならば、必ずや直面したことがあるに違いない、「運転中のイライラ」。

でもね、苛立ったところで、渋滞が緩和されるわけでも信号が青になるわけでも、ありません。それどころか大抵、ロクなことが起こらないのです。

【ちょこっとシニカルなアニメ作品】

ご覧いただくのは、米アニメーターNate Theisさんによって動画サイトVimeoに投稿された、ちょっぴり “毒っ気” を含んだアニメーション作品『DRIVING』。

【老若男女、み~んながイライラ】

真面目そうなサラリーマンにナイスミドル風の男性、子連れのママ。犬と一緒のご婦人に、いかつい雰囲気のトラックの運転手さん。

みなさんは、運悪く渋滞にハマってしまった方々。始めこそ「イライラ」は最小限であったものの、信号が赤に変わるたび、「イライラ」指数は上昇。そして信号が青になった途端に、クラクションを鳴らしながら爆走します。

時間が経つごと、表情はみるみる狂気を帯びて、別人のように。それを見ているだけで「イライラ」が移っちゃいそう! 

【大変な事態に……!!】

そうして何度目かの赤信号に捕まって、ついに「イライラ」がMAXに達したみなさま。

ある者は爆発し(!)、ある者は愛犬を飲みこみ(!!)、そしてある者は人ではない何かへと変貌(!!!)。そのままドンガラガッシャーン! 数珠つなぎのままクラッシュして、大規模衝突事故を起こしてしまいましたとさ。

【最後まで気を抜かないで】

そのとき、大惨事を見下ろしながら上空を悠々と飛んでいたのは、鳥さんの一群。やっぱり短気は損気、鳥さんのように “リラックス” して進むのが1番よね、な~んて思っていたところ……! 思わぬ事態に。

なんてことでしょう、この作品、最後の最後までブラックだったわ……このあとなにが起こったか、それは見てのお楽しみ。衝撃の結末は、あなたがその目で直接、たしかめてみて。

参照元:Vimeo(Nate Theis)
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼ひいい