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現在投票が行われているコンテスト、第17回「DigiCon6 ASIA Audience Choice」にエントリーされた、ある日本人制作のアニメーションムービーが、国内外で注目を集めているみたい。

「Audience Choice(観客賞)」と銘打っていることからもわかるとおり、最も多く票を集めた作品が大賞に輝く同コンテスト。エントリーされているのは、アジア10地域から集まった、選りすぐりの10作品。

ここに彗星のように現れた、1本の映画。それが、「東京コスモ」という作品なのです。

【日本人作「東京コスモ」に世界が熱視線!】

中でも海外メディアなどにも取り上げられ話題を集めているのが、岡田拓也さん・宮内貴広さん・坪内裕也さんが中心となって作り上げた、自主制作アニメ『TOKYO COSMO /東京コスモ』。

【アニメとは思えない “リアル” さに注目】

東京で1人暮らしをする女性のリアルな姿を淡々と映し出す前半と、彼女が抱く妄想を想像力豊かに描いた後半。アニメの美しさ、主人公の表情の豊かさ、現実と夢の間を行ったり来たりする独自の世界観に、多くの人が夢中に。

【ひとり暮らし女子は絶対共感するはず】

かくいう記者も見終わった瞬間、 “胸の底から湧きあがる感動” のようなものを覚えました。

現実世界の描写がリアリティーたっぷりな点が、アニメ全体に深みを与えていると言いますか、主人公と同じ境遇にある記者としては共感せずにはいられないと言いますか。美しいアニメーションもさることながら、ストーリーの構成に、強く惹きつけられてしまったのよね……!

【視聴者の声】

同作を視聴した国内外のネットユーザーのみなさまからは、次のような声がずらり。

「すごく好き!」
「美しい」
「個人でこんなことできるのか? スゴすぎる」
「女性の髪の毛の動き方がすごくリアルで、ファンタスティックだった。とにかく衝撃を受けたよ」
「アニメーションは素晴らしい! ただ唯一、サウンドエフェクト部分が残念」
「とても楽しめた」
「これを2時間映画でじっくり見たいなぁ 雰囲気がドンピシャに好きだ」
「顔が藤子不二雄キャラである以外は超超リアル」
「日本版ピクサー、ってかんじかな?」
「ピクサーの100倍かわいい」
「ちょっと感動しちゃいました。Pixarか白組に入社する気はないのですか?」
「ピクサーってより、ジブリでしょ、これ。ジブリワールドの3D化。猫バスならぬゴキ・モスラ(ゴジラ?)。豚さんが疾走するとこなんか、もののけを彷彿とさせるよね」

【ピクサー×藤子不二雄×ジブリ!?】

ふむ、画面全体の艶っぽい質感はたしかにピクサーを連想させますが、「顔が藤子不二雄キャラ」「ジブリ」という声にも深く頷くことができますよね。

ちなみにこのふたつの意見を述べているのは、どちらも日本人ユーザー。日本のアニメーションに長く親しんできた者ならではのとらえ方であり、とても共感できる意見だと思うのですが、さてみなさんはどう思われるでしょうか。

【ビビビときたら、投票しよう☆】

投票は、TBS公式サイトにおいて11月6日(金)まで絶賛受付中。そのほかのエントリー作品など、詳しい情報を知りたいあなたはいますぐ、同サイトをチェックしてみてくださいねっ。

参照元: TBS DigiCon6 Awards YouTube(Takuya Okada)
執筆=田端あんじ (c)Pouch