白地に真っ赤なボーダー柄がトレードマークの世界的人気者と言えば……英絵本「ウォーリーを探せ(Where’s Wally? / Where’s Waldo?)」のウォーリー! 個人的には恐怖漫画の巨匠・楳図かずお先生と言いたいとこだけど、ここはやっぱり、ウォーリー!

たくさんの人や物でごった返す中からウォーリーを見つけ出す、世界的に大流行した絵本の主人公・ウォーリーが実在するって、あなたはご存知でしたか?

【インスタグラムに現れたウォーリー】

「実在する」とはいえ、やはりその人は正真正銘、本物のウォーリーではありません。一目でウォーリーだとわかるアノ格好をして、彼が登場するのは自身のインスタグラム@WallyFoundの中。

【顔は見せてくれないのね】

街、オフィス、地下鉄、そして森の中。ありとあらゆるところに出没する実写版・ウォーリーは、いつだってこちら側に背中を向けたまま。決して顔を見せてくれることはありません。

【イギリスに住むフォトグラファーらしい】

ミステリアスな彼は、一体何者なのか? 海外サイト「Mashable」「Stuff.co.nz」「20minutos.es」によれば、この方の正体はロンドン在住のフォトグラファーであるとのこと。名前はあえて明らかにされておりませんので、その点はあしからず。

【多くの人に楽しんでもらえたら】

自らがウォーリーに扮した写真をアップし続けることで、世界のどこかにいる誰かが、微笑んでくれたなら。そして心がほんの少しでも、温まったと感じてくれたなら。そういった思いから、この活動を始めたのだそうよ。

【チャリティーカレンダーも制作しています】

なお実写版・ウォーリーさんは、小児がん患者に対するチャリティー活動の一環として、2016年版「ウォーリー・カレンダー」を制作。ただいまクラウドファウンデイングサイト「GoFundMe」において、支援を募っているみたい。

集まった支援金は、小児がんの研究資金に。インスタグラムで写真を投稿し続ける理由のひとつには、少しでも自らの知名度を上げることが支援を集める力になるということも、含まれているんですって。

【@WallyFoundをチェック☆】

かくも心優しい、実写版・ウォーリーさん。彼のインスタグラムにおける “ウォーリー活動” 、さらには小児がんチャリティーに興味を持たれた方は今すぐ、各サイトをチェックしてみてくださいね。

参照元:Instagram(@WallyFound)MashableGoFundMeStuff.co.nz20minutos.es
執筆=田端あんじ (c)Pouch