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11月3日にサザビーズのオークションで落札された1891年制作の絵画「My Wife’s Lovers(私の妻の愛人たち)」。キャンバスには42匹のネコが描かれているのですが、驚くべきはその落札額。なんと82万6000ドル、これは日本円にして1億円超!!!!

1億円するネコの絵……どんなのか、めっちゃ気になりませんか? そして、その高額ぶりもさることながら、それ以外の部分でも一般庶民には考えられないようなスケールのデカさがこの絵にはあるんです。

【絵自体が尋常じゃなくデカい】

スケールがデカい、その一。この絵、まんま文字どおり大きい。そのサイズ、約1.8メートル✕約2.6メートル。タテの長さだけ見ても男性の身長よりゆうに高い。これほどのキャンバスであれば42匹ものネコがいても原寸大で描けるかもしれない……!

【350匹と一緒に暮らすネコ夫人】

スケールがデカい、その2。この絵を描いたのはカール・ケイラーさんというオーストリア出身の画家なんですが、彼に依頼したのはサンフランシスコの富豪、ケイト・バードソール・ジョンソンさんという人。

なんとこの方、アメリカのサンフランシスコ湾岸部のソノマ近くにある3000エーカーの農場で350匹ものネコたちと暮らしていたというネコ夫人。絵に描かれた42匹は、飼ってる350匹のほんの一部に過ぎなかったというわけ。しかもネコの世話をするためだけに雇われた使用人たちもいたっていうから、もう庶民の感覚からは理解できないよ!

【いろんな意味で「世界でもっともスゴいネコの絵」】

ちなみに、それまでは競走馬を描くのが中心だった作者・ケーラーさん。ネコの絵を描くのは初めてだったにもかかわらず、ちゃんと1匹1匹特徴をとらえて描きわけられているのはさすが。どのネコも毛がフサフサしていてよく手入れされているのがわかります。そして、セレブネコ集団のオーラ、今でもビンビンに伝わってくる……。

そんなわけで、いろんな意味でスケールがデカすぎるネコの絵画。今回82万6000ドルで落札されましたが、実に当初の予想額を上回ること2倍以上。いったいどこの誰がこんな高額で落札したのか……これもきっとケイトさんに負けず劣らずな富豪のネコマニアに違いありません。

参照元:artnet newsInstagram(sothebys)
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼sothebysがInstagramに投稿した画像