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空に美しい月が輝く夜、ふと望遠鏡をのぞいた少女が見つけたのは……?

本日ご紹介するのは、1864年から続くイギリスの老舗百貨店チェーンJohn Lewis(ジョン・ルイス)が制作した2015年版クリスマス広告。少女Lilyが望遠鏡をのぞくことから始まる、美しく感動的なストーリー展開に思わずホロリ。寒い心が温かくなりますゾ。

【視聴回数1300万回を超える話題の広告】

11月5日にYouTubeに公開され、早くも視聴回数1300万回を突破して話題を呼んでいるJohn Lewisの広告「Man on the Moon(月にいる男)」。BGMにはオアシスの「Half the World Away」をカバーした美しいメロディが流れます。

【月に住む孤独な老人を発見したLily】

主人公の少女Lilyが家にあった望遠鏡をのぞいて月面に焦点を合わせると、なんとそこには、ひとりの老人の姿が。Lilyは望遠鏡をのぞきながら老人に向かって手を振ってみますが、当然、彼女のそんな姿は月にいる老人に届くはずがありません。

時折地球を見上げながら月面でひとり寂しそうに暮らす老人の姿を毎日追うようになったLilyは、「地球から、月で暮らすあなたを想っている人がいる」ということを伝えようと老人にメッセージを送ることを決意。しかし、弓矢につけて窓から放たれた手紙は、あえなく庭に落下してしまいます。

【老人のもとにクリスマスプレゼントが届く】

そして迎えたクリスマスの日。なんと月にいる老人のもとに、風船で飛ばされてきたプレゼントが到着。老人がキラキラと光る箱を開けると、そこにあったのは望遠鏡でした。

さっそく望遠鏡をのぞいた老人が見たものは、一体何だったのでしょうか。続きはぜひYouTubeで確認してくださいね。

【孤独な老人をサポートする活動への寄付を募集】

John Lewisの公式サイトでは、この広告にちなんだ「Man on the Moon」グッズが販売されているほか、Age UKと提携して行っている孤独な老人をサポートする活動への寄付を募集しています。

寂しくて冷たくなってしまった多くの心がひとつでも温かさを取り戻せるように、自分にも何かできることはないかな、と考えさせられてしまうJohn Lewisのクリスマス広告「Man on the Moon」。それではどうぞご覧ください。

参照元=YouTubeJohn Lewis公式サイト
執筆=南野バンビ(c)Pouch

▼望遠鏡が心をつなぐ