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米ニューヘイブンからニューヨークまでを運行する、メトロノース鉄道(Metro North Railroad)。とある金曜日、この鉄道に乗り合わせていたのは、米コネチカット州イェール大学のコーラスグループ、「イェール・グリー・グループ(Yale Glee Club)」。

車内で歌を歌い始めた彼らのもとへ、車掌さんがやってきました。

【車掌さんが口にした言葉とは?】

もしかして、「歌っちゃダメ!」って言われちゃうのかしら……? ハラハラしながら観ていたのも束の間、ほどなくして車掌さんが口にした言葉、そして振舞いに、その場にいた全員が笑顔になるのです。

【なんと、指揮をしているゾ!】

このときの車掌、ボブ・マクダナー(Bob McDonough)さんのフェイスブックに投稿されていたのは、ボブさんの指揮に合わせてクリスマス向けの楽曲『キャロル・オブ・ザ・ベル(Carol of the Bells)』を歌う、「イェール・グリー・グループ」の姿!

【「私は指揮者です」】

ボブさんが彼らに伝えたのは、「私は指揮者です」という一言。

ならばさっそく、指揮してもらいましょう! ってなわけで、突如車内で始まったミニコンサート。ボブさんの粋な計らいに、ネットユーザーのみなさまも続々、コメントを残されておりました。

【視聴者の声】

「指揮者・オブ・ザ・イヤーはあなただ!」
「素敵。グッジョブ」
「笑顔になるね」
「あなたこそスーパースター」
「素晴らしい指揮者だわ」
「ファンタステイック」
「ブラボー、マエストロ!」

動画の最後、指揮を無事終えて笑顔を見せるボブさんの表情が、すっごく良い! 胸の奥がほんわか温かくなる同作を、それではじっくり、ご覧になってみてくださいっ。

参照元:Facebook(Bob McDonough)
執筆=田端あんじ (c)Pouch