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2016年2月25日(木)から3月7日(月)までの期間、東京・松屋銀座にて、「ビートたけしのアートが100点! アートたけし展」が開催されます。

ビートたけしさんによる展覧会は、2010年フランス・パリのカルティエ現代美術財団、ついで2012年東京・初台の東京オペラシティでの「絵描き小僧展」以来、3年ぶり。

芸人、タレント、映画監督。さまざまな分野で活躍するたけしさんの、アーティストとしての側面を見ることができる貴重な機会です。前回の「絵描き小僧展」ではバカバカしすぎて腹の底から笑える、しかしなんだか奥深い作品を連発していたたけしさんですが、今回は果たして?

【初公開となる作品がほとんど!】

会場に展示されるのは、画・絵画・立体など、その大半が初公開となる作品、約100点。ということは、前回「絵描き小僧展」を見た人も、まったく新しい作品が見られるというわけ。

【コンセプトもタイトルもなし】

展示は「ノンコンセプト」、作品は「ノンタイトル」。

子供のような衝動、寝食のような生理現象と同じように創作活動に挑むたけしさんの姿勢を、反映しているかのようなスタイル。もしかするとこの展覧会全体が、 “たけしさんの脳内” であると言えるかもしれません。

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【芸術も笑いもピュアな心で観たい】

たけしさんにとって「絵を描く」ことは、唯一無二、無心で没頭できる「最高の遊び」とのこと。

寝ることも食べることも忘れて、気がつけば膨大な時間を創作に費やしていることも、しばしば。そんなたけしさんが作り上げた世界と相対する際には、こちら側も子供のような心で、向き合いたいもの。

……でもね、そこはやっぱり、たけしさんですから。前回「絵描き小僧展」では「北野印度会社」(バブル時代に手がけたカレー屋さん、ちょっと黒歴史)をネタにした作品やインスタレーションにふざけた姿勢を持ち込んだ作品などで心から笑わせてくれていました。今回も、アートの側面はもちろん、笑いの側面もかなり期待しちゃいますよね。

【全国を巡回するんだって】

同展、東京開催後は、大阪や宮崎など全国を巡回するとのこと。

詳細は、公式サイトをチェック。お近くで開催される際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元:「アートたけし展」公式ホームページ PR TIMES
執筆=田端あんじ (c)Pouch