tokyozoo
事故や災害など突発的な事態にそなえて準備をしておく。これはとっても大切なことですよね。

たとえそれが「地震による被害にともない、シマウマが園内に脱出」なんてことであっても、です。

2月2日、東京の上野動物園で行われたのは毎年恒例の「猛獣脱出対策訓練」。着ぐるみを着たシマウマを使って訓練した際の画像や動画がTwitterにアップされていますが、これがなかなかシュールな様子となっているんです。

【着ぐるみのせいでゆるキャラっぽい】

実は草食動物のなかではかなり気性が荒いとも言われるシマウマ。そんなのが檻の外に出たら危ないっ!! 一刻も早く捕獲しないと……!

しかし、東京ズーネットがTwitterにアップした画像に映っているのはもこもこの着ぐるみを着て二本足で歩くシマウマの姿……。遊園地のゆるキャラみたいで怖いどころかむしろ愛らしいんですが。

大勢の職員たちがシマウマを囲み、麻酔銃で撃って倒れたところを棒でツンツン。そうしてトラックに運び上げる様子もシマウマの着ぐるみ感で緊迫感ナシ。いやいや、もうちょっと張り詰めた空気とかあってもよさそうなもんですけど……。

【年によって脱出する動物はちがうらしい】

毎年この猛獣脱出対策訓練は行われているのですが、実は使用する猛獣は年によってちがうんです。同じく東京ズーネットに「これまでに脱出した動物たち」としてサイ、ゴリラ、トラなどの画像がアップされていますが……うん、やっぱりどれも着ぐるみ姿でシュール感が漂ってる。

【真面目に取り組んでらっしゃいます】

もちろん、職員の方々は遊びではなく仕事の一環として大真面目。それがまたゆるーい着ぐるみとのコントラストを産んでジワジワとくる要因だったり。来年はどんな動物が脱出するのか……ちょっと楽しみだったりしますね!

参照元:Twitter(TokyoZooNet_PR
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼東京ズーネットによるツイート